11月3日から秋祭りが始まる。

富士山本宮浅間大社秋季例祭に、20の氏子町内が祭り囃子も賑やかに山車屋台を引き回す。

中日の11月4日夕刻には浅間大社周辺に20町内の山車屋台が集結し、一斉に囃子を奏した後、辻々で競り合いや踊りを繰り広げる。





写真は一斉囃子で大社本殿に向けて囃子を奏する湧玉宮本の山車だ。





一斉に囃される囃子は「にくずし」から「屋台」に繋げるが、祭典本部舞台で発する開始合図前に笛が「前唄」をソロで奏するのが恒例となっている。

最近は秋まつり青年協議会会長を出している区から、前唄を奏する笛吹きを出すことになっているようだ。

そんなことで、今年の前唄は私が奏することになった。



今回が2度目なので、若手にまかせようと思ったのだが拒否されてしまい、再度の登板となる。





前回の前唄登板時に舞台から開会の式典を撮ったものだ。

時間帯が昨年とは2時間ずれ、元に戻っているので、今年もこんな感じだろうか。



この時には目の前の山車がフライングをした。

前唄の途中で会長の「始め!」の合図も待たずに囃子を始めたのだ。

競り合いには醜態は見せられないからと熟練メンバーを充てるものだが、一斉囃子は経験の浅い者でもかまわないという意識でもあるのだろうか。



今回はそのリベンジでもある。

フライングをさせない笛を吹かなければならない。



勝負は11月4日午後4時だ。





関連サイト

富士宮囃子と秋祭り

ふじのみや美図