芝川町にある西山本門寺は1344年に開設された歴史ある寺院で、多くの文化財を所有している。11月16日に訪れ見学させていただいた。


 



本門寺本堂



鐘楼も立派でそれ自体は未指定ながら、梵鐘は町指定の文化財になっている。


 



説明を聞く。


 



イチョウが黄葉し始めていた。


 



イチョウの落ち葉に紛れクロコノマチョウがいた。


大型のジャノメチョウで成虫で越冬する。


 



首塚のヒイラギの上部の葉には棘がない。専門家のお話では50〜60年以上の木では棘が無くなるとのこと。根元から延びた若い芽にはまだ棘があった。


 



大柊のそばにある枝垂れイヌマキは町指定文化財で、樹齢数百年と推定される。


 


本堂にある厨子と梵鐘は見学できたが、多くの文化財は年に1度のお虫干し(4月18日)以外見ることが出来ないとのこと。残念だった。


 


古樹鬱蒼たる広く長い参道や多くの寺宝。守り続けてほしいものだ。