今日の午後テレビ局を名乗る電話があった。


残念ながら先日取材を受けた局ではない。


 


用件は某市の有る通りに、昔出店していた屋台の写真はないかというもの。


どうやら近年売り出し中の、ご当地グルメ関連の資料探しのようで、インターネットの検索で見つけた創業98年という当店の古さに目をつけたもののようだ。


 


同様の問い合わせは良くある物だが、残念ながら戦前の資料はプリント、ガラス乾板共に残っていない。


戦後の物資の乏しい時代に、ガラス乾板の乳剤を剥がして売ってしまったと聞いた。


ガラス乾板は自家用のものがわずかに残っている程度で、大正時代から昭和初期のものが残っていたら貴重な資料になったものと惜しまれる。


 



 



 



わずかに残っていたのが昭和7年の大宮大火を記録した絵はがきだ。


 


この絵はがきが、富士宮の私的放送局「あいらぶ富士宮」を始めたきっかけの一つだったかも知れない。


 


いつかサイトは消えても、今を記録したデータは何らかの形で残したいと思う。