誰かが言っていたな。
秋でなくてもキノコは湿度と温度が適当なら生えるって。
先日カミキリムシの幼虫を駆除したイチジクの木だが、まだ幼虫が残っているのが見つかった。出来れば切りたくないので、切らずにカミキリムシの幼虫だけを駆除する方法を探している。
目を根元に転じると、昔切ったイチジクの根元は腐朽が進んでスポンジ状、手で触れたぐらいでもボロボロと崩れる。
そんな切り株にキノコが生えているのが見つかった。
木材が土に還るのは、固い材質を分解するキノコのような菌類とかさまざまな小さな生き物の働きに負う所が大きいそうだ。この切り株も分解消化されてスポンジ状のところに、潜り込んだミミズが材を食べては糞を排泄していた。
土に還るのも遠い話ではないな。
切り株からキノコが顔を出していたのは3カ所。
でも素性の知れないキノコには手を出さぬが良い。
量がたくさんあれば調べても見るが、こんなものならそっとしておくに限る。
以前はキクラゲが生えたのにと思いながら、後の壁にもたれていたイチジクの古材を見たら、キクラゲも少しだけ生えていた。
食べるかどうかは大きくなったら考えるとしよう。
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