6月7日に行われた同業組合県組織の総会に、iPadを持参した。


 


 


総会会場ではオープンなWifi電波が見つからず操作全部を披露することは出来なかったのは残念だったが、あらためて撮影見本の見せ方でiPadはかなり有効だと実感した。


 


初宮参り、七五三、入園入学、卒業、見合い、結婚、肖像、集合など撮影目的も多様だし、それぞれに何種類もの撮影見本を用意したら、見本の保管や検索でスペースも必要だし手間もかなりかかってしまう。


 



全ての写真のサンプルすべてをiPadに収めれば、写真を貼った台紙をいちいち開いて探さなくても容易に検索できる。


フォルダ分けされた一覧から、選んだフォルダを軽く指先でタップすればフォルダ内の写真が縮小画像で一覧表示される。写真の拡大も画面上で指2本を広げればよいし、次の写真を見るのには画面上で横に滑らせればよい。2本の指でつまめば同じフォルダの写真のサムネイル一覧、さらにつまめば、フォルダの一覧になる。


表示操作は直感的だし、これを使わない手はない。


 


見ていた若者が何か閃いたようだった。


 


なんだろうなと考えていたのだが、私が閃いたのはこれだ。


体裁の良い写真台紙、またはアルバム風のホルダーを作りそれに収めることだ。


台紙屋さんとタイアップすれば、儲からないかな。


 


誰もが思いつく事だから、まさか意匠登録をとる人は居ないと思うが・・・。


 


もっと単純化すれば、純正のホルダーに自製したカバーを被せること。


カバーの外側にはオリジナルのデザインを施し、内側に操作方法でもプリントしておけば自由にサンプルを閲覧していただける。


操作方法は簡単なので、あえて表示する必要もないだろうが。


 


閲覧しながらBGMをiPodで流すことも出来るわけで、閲覧用のビューアーとしてだけでもiPadはじゅうぶん元が取れると思う。


 


Wifiのフリースポットはまだまだ住まいの近くでは少ないが、無線LAN環境が整いWifiフリースポットが増えれば、iPadの利便性が格段に上がる。


総会後会場を外に移しての二次会では、たまたまフリーのWifiが使えたのでネットに接続して他県から参加された役員さんのブログを拝見したり、いくつかの機能の紹介も出来た。


 


価格をここまで安くしたのも、第一の目標は普及なのだろう。


必要とされる無線LAN環境が充実すれば、それによる新たなさまざまな需要が喚起される。魅力的な多数のアプリ販売による収益が、見込まれるからこそ出来ることだろう。


 


昔の国内パソコン販売業界では、寡占状況にあぐらをかいていた企業に何度も期待を裏切られ、パソコンはいつまでも高嶺の花だった。


だからそのメーカーのパソコンだけは、今でもけっして買わないことにしている。


こんな奴らには、爪の垢を煎じて飲ませたい。