屋久島ツアーの2日目は日帰りで屋久島を周遊する。
ウイルソン株や縄文杉と言った屋久杉を見るには、山道を何時間も歩かなければならず、日帰りは難しい。
日帰りの制約の中でバスで移動して名勝や屋久杉を見るには、行動範囲が限られてしまう。
正直言って、それほどの期待はしていなかった。
指宿港だ。対岸左の建物が宿舎の指宿シーサイドホテル。
宮之浦港に着いた。船は乗ってきたtoppy号。
山に雲はかかるが、日射しはまぶしい。
千尋(せんぴろ)の滝。大いなる岩盤を穿ち流れる川と滝も見事だが、迫る一枚岩の山肌が実に雄大だ。岩肌に昨日の雨の名残がしたたり流れている。
大きな岩も、少しずつ剥がれるのだろうか。
別の展望台に移ったとき、にわか雨に襲われた。
岩肌が雨に濡れ、光る。
屋久杉を見に行く前に昼食休憩。
日射しはまばゆく輝く夏の空だ。
紀元杉まではバスで行ける。
道の脇の上部が枯れた大木が紀元杉だ。
根元を一回りする歩道がつけられている。
枯れた杉に着生した他の植物も見える。
枯れて倒れた木や切り株、その上に芽生えた様々な樹種が屋久杉の謎を解く鍵になるとか。