ツアーは旅じゃないと言う人もいるが、別に旅である必要もない。


日常から解き放たれ、見知らぬ土地を見て歩く。それはやはり大きな感動だ。


 



富士山静岡空港も開港1周年を先日迎えたばかり。


家内は見学に訪れたことがあるが、私は初めてだった。


鹿児島まではFDAで飛ぶので、FDA受付カウンター前がツアーの集合場所だった。


 



出発時は雨降りだったがしばらく飛ぶと陸地と海面が見えてきた。


意外と近く大きく見えたので浜名湖あたりかとも思ったが、手前の陸地が渥美半島で、右上から中央に突き出たのが知多半島だった。


 



鳥羽市の海岸が見えている。


 



ヤクスギランドで見た倒木に着床した実生の木々。


狭い空間を争っての競争で、どれが生き残ってゆくものだろうか。


 



屋久島見学は好天に恵まれていたが、指宿港に帰るとこんな雲だ。


同じ鹿児島県内でも大雨に見舞われていた所もあると聞く。


運が良かったな。


 



最終日機外の雲は鳥が遊ぶようだ。実に爽快。


 



雲の中に見えた富士山。


残雪で8合目までしか行けないというが、もう少しの辛抱だ。


できれば山頂に長期滞在し写真を撮りたいと思っているのだが、ここ数年実現できずにいる。


 



静岡空港到着時の天気は晴。


 


今日のニュースでは九州南部の豪雨被害を告げている。


梅雨明け前の天候の安定しない時期だが、天気に関しては本当に恵まれていた。


 


とはいえ、最終日から扁桃腺が腫れて唾を飲むにも難儀している。


結婚30周年記念の旅行だったから、好天の代償ならそれも仕方ないか。