先日行われた打ち初めの会場は、浅間大社境内にある神田川ふれあい広場。
境内でも富士山の裾まで見通せる眺めの良い場所だ。
この広場のシンボルとも言えるラクウショウの周りが打ち初めのステージだった。
富士山の雪が白く飛ばないように、ラクウショウの幹や枝が黒くつぶれないようにHDR処理をした画像だ。
気象は典型的な冬型とかで、雲が足早に行き過ぎる。
午後の風はいつになく冷たかった。
広場入り口から広場を見た図だ。
ラクウショウ周りと神田川沿いに打ち初め参加区の幟を並べる。
3月末から4月初め、広場は桜で覆われる。
厚みを増した富士山の雪、霞む空、桜の花盛り。
大好きな季節だ。
桜が終わり、若葉の候。
緑が眩しい。
5月の流鏑馬祭、11月の秋まつりにはこの広場は多くの露天商で埋め尽くされる。
そして晩秋。
木々は葉を落とし、冬支度をはじめる。
年が明け、消防出初め式の日だ。
梯子隊がはしご乗りを披露している。
しばらくすれば川岸にポンプ車が並び、広場に向かって一斉に放水する。
「冬来たりなば春遠からじ」
桜咲く春を待ち望む
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