11日の東北関東の大地震から地元富士宮の地震と続き、ブログの更新が止まっていました。一区切りつきましたので、とりあえずご報告いたします。


 


大地震が起きた時、当地富士宮市は震度4という事でしたが、揺れ初めてすぐ停電になりました。ものが落ちたり壊れたりする事もなかったのでしばらく様子を見ていましたが、揺れが止まず、外に出てみたら電柱と電線が大きく揺れていました。


停電なのでニュースも見られず、防災用に支給されたラジオもすぐには見つかりません。


最初の情報は携帯から繋いだtwitterから得られました。


とんでもなく大きな地震で東北地方に大きな被害が及んでいると。


何とか探し出したワンセグのチューナーを繋いだ時、大津波が川をさかのぼり、陸地の建物を押し流して行く映像が映し出されました。押し流されながら炎上している家屋も見えます。


呆然と見ていましたが、停電の復旧にも時間がかかりそうでしたのでバッテリーを温存するために、情報収集をやっと見つけたラジオに切り替えました。


 


ここでの揺れは大したことはありませんでしたが、事態が深刻である事に加え、日が暮れても電気が通じない状態は不安を増大させます。


 



通電復旧の目途が立たないという広報無線に覚悟を決め、幸いガスは通じていたのでレトルトのカレーとおにぎりでロウソクとライトの灯りの中で夕食をとりました。情報収集はこの小さなラジオ。


 



幸い旧型の石油ストーブがありましたので、これで暖をとりながら家族一同この部屋でしばらく過ごしました。ニュースもラジオだけで電池もどれだけもつか判りません。元々夜型の家族ですが、早々と就寝し朝を待つ事にしました。


 


ストーブ、ロウソク、ライトを消すと家の中は真っ暗。


いつもは街灯の明かりが窓から差し込むのですがそれもなく、時折通る車のライトがさしこまなければ漆黒の闇です。こんな闇もかつて無かったと思いながら、いつの間にか眠っていました。気がついたのは深夜3時過ぎ。停電で消し忘れた部屋の灯りがあちこちこうこうと照らしています。復旧した電気にあらためてありがたさを感じました。