今日の地元新聞は静岡県知事の弁を伝えています。


「自粛ムードは今日を限りにして、応援ムードに変えたい。」


同感です。

 


いつまでも悲しみに沈んでいたのでは、生きているものの暮らしを取り戻す事も守る事も出来ません。経済の長年の停滞は就職難民を
生み、現在も質素倹約が強いられる暮らしが続いています。復興を後押しするには、なにより力が必要です。犠牲者に対する鎮魂の思いを持ちながら経済を今より一層活性化して行くしかありません。

今こそ眠っていた力を発揮する時。


復興への後押しには、自粛に名を借りた怠慢はうち捨てるべきです。


行事を行う事で動くもの得るもの、物や心を被災地や被災者に送る事も出来ます。

 


祭りに名を借りた馬鹿騒ぎは厳に慎むべきですが、鎮魂や復興の祈りを込めて行う祭りなら、「祭」という字の表す「祈り」に立ち返
る事が出来る絶好の好機です。

 




神事流鏑馬

 



同 じく今日の新聞で、浅間大社の流鏑馬も残念ながら中止と報じられました。練行と神事流鏑馬(小笠原流流鏑馬)、露店の出店は中止し、本来の神事のみ執り行うという事です。理解はしますが、個人的には露天商の出店だけはやって頂きたかった。子供にとっては、浅間大社春秋の祭りに浅間大社境 内に立ち並ぶ露店が祭りの思い出なのですから。

 


安倍川の花火も、鎮魂と復興への願いから始められたと聞きました。

その思いを被災地に届ける事は、きわめて意義深い事と思います。


例年以上の寄付を募り、被災地に花火を贈る。


あるいは想いを共有するために被災地と安倍川で同時に行う。


どのようにでも方法はあると思います。


安直な自粛はけっして賢明な選択とは思えません。

 


鎮魂を胸に、復興のアクセルを開こう!!