今年は蝉の鳴き声が聞こえ始めるのが、例年より遅かったように思います。


例年7月の10日前後と記憶していますが、今年初めて蝉の鳴き声を聞いたのは7月15日の事。その後もなかなか合唱までには至らず、8月の声を聞いてようやく蝉の声が賑やかに聞こえました。


 


ある新聞によれば、蝉出現の遅れは春先の低温に起因するとか。


そういえば、4月初めが満開のはずの桜がようやく咲き揃ったのが4月12日頃でしたから、1週間か10日ぐらい遅れていたと思います。


 



4月12日に浅間大社正面参道から写した写真です。


ようやく咲き揃ったのがこの日ぐらい。低温が桜を足止めしていたのでしょう。


 


ようやくセミの羽化も本格化し、何度か幼虫に遭遇した。



アブラゼミの羽化


まさに幼虫の殻から脱出するところ。


 



これもアブラゼミ


殻からの脱出だ。


 



クマゼミの羽化


黒くなるべき体色はまだ淡い。黄金の産毛が輝く。


 


羽化後しっかり羽も固まってから、翌朝空に放った。


8月になり、ようやく蝉の声も盛んに聞こえるようになった。


夏が涼しければ過ごしやすいというのも人間の勝手。


らしくなければ、収穫にもさまざまな不都合が起きる。


 


庭のイチジク、酔芙蓉の花は今年は順調に育つのだろうか。