宮本区では、お囃子練習も祭りが迫ると山車蔵の山車の上で行う。


山車の前には別の太鼓を置いて合わせてたたく。


 


 



セパレートの太鼓枠は、出し入れや運搬になかなか便利だ。


 



練習参加も日によって波がある。それぞれ都合もあるのだが、鍵を預かるものとしては人が来ても来なくても定時には鍵を開け、明かりを灯して準備をする。喜んだり悲観したりと一喜一憂するのも毎年の事だ。


 



昨日は笛がいなかったので久し振りに笛を吹いた。


笛箱にはたくさん笛があるが、使うものは限られる。元黒塗りの笛は塗りが剥げ下地が現れているが、無理もない。かれこれ25年ほど使っているものだ。経験年数は長くても日によって音の出は違う。調子の悪い時はこの笛を使えば何とかなる。一番相性の良い笛として長い事助けてもらった。囃子披露からの引退を宣言したので近年私の出番はないが、練習ぐらいはつきあえる。


年寄りとしては見守り支える事が仕事と考える。いつでも相談には乗るが口出しはすまい。自分自身それに煩わされたことを教訓にしなければなるまい。


 



山車蔵の隣に「宮バス」の停留所があるが、お知らせが貼ってあった。


祭り実施中は引き回し区域の交通が混雑し通行も規制されるので、迂回運転をして実施区域内にはバスを乗り入れないとの事。ご迷惑をおかけするが、なにとぞご容赦の程をお願いします。


 



9時に囃子を終え、今まで踊りの練習に来れなかった囃子方のために特訓が始まった。


最近は囃子方も踊るのだ。私の若い頃は気恥ずかしくて踊れなかったものだ。


 


もうすぐ祭りだ。