要らぬもの、使わなくなった物、捨てればいいのに捨てられぬものが多々ある。
それが高じればゴミ屋敷にもなりかねないのだが、踏ん切りがつかぬまま狭いスペースで暮らしている。
某テレビのリフォーム番組もよく見る。あのリフォーム後の快適感は、物が処分されスペースが広がった事がかなりの比重を占めていると思う。
だからパソコンも同様で、使わぬソフトやアプリ、データなど思い切って処分し、真っさらになったところに最低限必要な物だけをインストールすれば、新たなパソコンに買い換えずとも快適さはある程度改善されるもの。これにはけっこう手間がかかるが、それも楽しみとして時々行っていた。しかし最近はシステムからソフトなどの容量も肥大化してそれも億劫になり、HDドライブを増設して逃げている。
スマホに関しては、増設によるこの「逃げ」が出来ない。
メモリ上にアプリやデータを保存し、またそのメモリ上で仕事もしている。
これは多少整理した状態だが、これがほぼ満杯に近い状態になった時、さまざまなトラブルが起こった。
アプリの異常動作に途中終了、電話がかけられないなどだ。
電話をかけても呼び出し音がせず、相手が出て話しているのに聞こえない。終了しても終了できないなど、電話としての機能が使えなくなってしまった。
特に電話が使えなければ困るので販売店に持ち込んだところ、バックアップを取った上で出荷時の状態に戻し、復元してみるという対処法を教わった。一度はこれでなおったのだがまた再発。そこで思い切ってビデオや写真などを大量に削除して使用容量を圧縮してみたところ、現在は正常に動作している。
やっぱり容量不足、つまり詰め込み過多が原因だったようだ。
いくらスマホが高機能とは言っても、欲張りすぎてはいけませんね。