7月18日の「HDRイメージ」で紹介したコンパクトデジカメ(PENTAX X-5)の撮影モードですが、後で説明書を読んだところノーマルモードで撮影した写真に後処理でHDR効果をつけることが出来るとのこと。

 

 

ノーマルモードでの撮影

 

後処理でHDR効果をつけたもの

HDRモードで撮ったものとほとんど変わらない。

ハイライトとシャドーの階調を整えるので、雲と空の明瞭度が増している。でも彩度がきつくて、写真というより絵画的だ。

 

フラットで物足りないノーマルモード元写真の彩度を画像編集ソフトで上げたもの。

元写真同様空と雲のハイライト部分が溶け気味で、HDR処理されたものの

明瞭度はやはり得られない。

 

通常のHDRモード同様後付けHDR処理ではあまりにどぎついので、画像編集ソフトを使い合成で元写真との中間的な画像を作ったもの。

ハイライトとシャドーの明瞭度が上がり、HDRの写真としての違和感も軽減されている。

 

ノーマルモードでは描画しきれず物足りない写真も、後処理のHDR効果をうまく使いこなせば救われることもありそうです。