毎年11月5日の祭り最終日には、浅間大社に御幣を返納した後祭典本部の舞台でお囃子を披露するのがわが町内の恒例行事です。浅間大社前に祭典本部の舞台が初めて設置されたのが昭和62年だから、すでに二十数年の歴史があります。
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祭りが終わる時、ここで囃子の披露をしみじみと聴くのが恒例になりました。

聴きながら笛の師と仰ぐ方が生前言っていた言葉を思い出します。
囃子の音は遠くで聴くのがたまらなく良いんだと。
遠音に聴く祭り囃子は人の胸に郷愁を募らせると言います。
かつて毎年ここで吹いた笛の音が誰かの胸に望郷の思いを募らせるようなことがあったろうかと時に思います。
もうこの舞台で笛を吹くこともなくなりましたが、かつて吹いた笛の音がたとえ一人でもその胸に郷愁を募らせることが出来たなら、笛吹き冥利に尽きるってものだとしみじみ思います。
残念ながら、それを確かめるすべはありませんが。


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わが町内、湧玉宮本の若手囃子方の囃子披露です。
今年の囃子の締めくくり。
思い残すことの無いよう、思う存分囃します。


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最終日夕方から夜にかけてのの浅間大社境内は、祭りの終わりを惜しむように学校帰りや仕事帰りの人たちで賑わいます。囃子披露を見守るのは同じ町内の関係者、次の順番を待つ町内の囃子方など。
囃子披露の町内の顔ぶれもほぼ決まった感がありますが、このささやかで最高の舞台を知らぬのはもったいないことだと思います。


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