日中は厚い雲に覆われていた富士山も、夕刻には雲が疎らになってきました。
夏場でも陽射しが傾く夕刻には、水蒸気の供給が止まって富士山の姿が出現することが良く見られます。上空の晴れ具合とほどほどの風の気配から、富士山の出現が期待されました。
ちょっとだけ稜線が見えます。
一旦帰宅しその後用足しで外に出ると、富士山が顔を見せています。
用事を済ませ御手洗橋に急ぎました。
影が見る間に拡大してゆきます。
今日はこれが最後の好機でした。
影に飲み込まれた富士山です。
雪化粧はすでに消え、微かに名残の雪が見えます。
富士宮まつりで背景に雪化粧の富士山を望むには、祭り前にあと2回ほどしっかりした降雪が欲しい所です。