湧玉池と神田川のニジマスが激減しているという話を先日ご紹介しました。
やっと富士山が見えた立春の日に神田川に沿って歩いた時、ニジマスに餌を与えているご老人からお話を聞く機会がありました。

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神田宮橋
神田川遊漁区は3月第一日曜のマス釣り大会翌日から10月15日まで釣りをすることができます。
この橋から上流が日釣り券を購入して釣りをする特定区、下流が年券を購入して釣りをする区間となります。


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富士山せせらぎ広場横神田川で、パンくずに寄るニジマスです。
川の上に張られているテグスはカワウによるニジマスの食害を防ぐための物だそうで、神田川から下流に両岸に渡り何本も張り渡されています。

湧玉池ではニジマスがほとんど見られなくなってしまいましたが、カワウの食害だけでなく投網による密漁が行われているのではとのこと。なるほど、カワウが一飲みに出来ないほどの大物が居なくなった理由はそれでしたか。
それから神田川では先月ぐらいにニジマスの大量死があったのだそうです。毒物によるものでは無いかとのことで被害届を提出したとのこと。
こんな悪さをする輩がいる一方、定期的にニジマスを放流している団体もあり、見守る人がいます。
神田宮橋上下流に張り渡されたテグスと餌を与え見守る人が居るのですから、ニジマスも人になれるでしょうね。
釣りのシーズンになれば簡単に釣られてしまいそうで、それもつらい所ではあります。


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湧玉池にニジマスがほとんど居なくなってしまった今、餌を売るおばさんもいなくなりました。
今度ここに来る時には、餌やりのためにパンくずでも持ってこようかな。


へんぽらいの祭り談義 : ギョギョッ!!