水温む候となりました。
よく晴れた3月1日、浅間大社境内の湧玉池と神田川を散策しましたのでご紹介します。


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湧玉池上池で、アヒルが身繕いをする波紋が水底に映ります。
清く澄んだ水ならではのこと。


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湧玉池上池には昔は鯉が居て餌を与えたりもしていたのですが、汚泥堆積の原因にもなるとして移されました。今ではアブラハヤの天国です。



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ペアのアヒルがのんびりと遊んでいました。



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湧玉池下池のアヒルです。



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湧玉池下池にいたです。以前見かけたのは1尾だけでしたが、どこかに隠れていたのでしょうか。
周囲に汚れた綿埃のような藻がありますが、この底は案外きれいです。鯉が掃除しているのかも。



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池の藻は浅間大社青年会の清掃が行われており、バイカモを守るために外来種の藻は毎年除去されています。
最近になって藻の色が変わってきました。
水の流れの速い所は鮮やかな緑を保っていますが、少しゆるい所は茶色に、もっとゆるい所では綿埃のような藻が覆ってしまいます。
日照が増えたことによるものでしょうが、汚泥堆積による富栄養価も否めません。



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湧玉池が一級河川神田川となって流れ出すのがこの神幸橋から。
毎年春に浅間の大神様のやどった鉾を、元宮で在る山宮浅間神社までお運びする神幸祭が行われます。その御神幸の出発する所ゆえ神幸橋と呼ばれます。



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泡立ちほとばしる水。



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陽光射し、水清く澄む。



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ニジマス光に隠れる
望遠レンズで偏光フィルターを掛け、水面反射を減らして川底のニジマスを捕ったものです。
今度の日曜日にますつり大会が行われることもあり、掃除された川底はきれいです。
透き通った躍る水の底には水面の揺らぎが映りますが、揺らぎとブレとでニジマスが消えてしまいました。
良く見れば画面中央に変形した影を見ることが出来ます。
それにしても、偏光が織りなす川底の光模様はなかなか面白いもの。先日の鯉の写真を思い出しました。



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ギョギョッ!で紹介した鯉の写真です。ゆらぎが傷を誇張したもの。



今度の日曜がます釣り大会です。ふれあい広場が工事中のため本部設置には使えません。
春を実感するこの日、昨年は雨でしたが今年は晴れて欲しいもの。
いよいよ春の始まりです。


へんぽらいの祭り談義 : 浅間大社は寒桜日和でした