
四つ葉のカタバミに初めて遭遇したのはまだ高校生の頃でした。
色の赤い小さなカタバミで、国語事典にはさんでおいたのを憶えています。
四つ葉探しは癖みたいなもので、クローバーの生えている所を見れば先ず四つ葉を探します。
四つ葉は言ってみれば遺伝的な変異で、一つ見つければ連なった群れの中にいくつかの四つ葉を見つけることも珍しくはありません。

昨年4月29日撮影のこの写真の中だけでも、5つの四つ葉を探すことが出来ました。

昨年4月19日に同じ場所で見つけた五つ葉です。
四つ葉の出やすい株には五つ葉や六つ葉が見つかることもあります。
カタバミの四つ葉を検索してみたらやはりあるもののようで、「クローバー同様、カタバミにも四葉、六葉といった多葉変異体が発生する。クローバーに比べて環境耐性が高いためか、発生率はクローバーのそれに比べて低いとされている。」(Wikipediaより)とか。
最初に見つけたカタバミの四つ葉からすでにウン十年、やっぱり珍しいことには違いないようです。
クローバーの四つ葉ではなかなか幸運は舞い込んできませんでしたが、カタバミの四つ葉ではどうでしょうね。