囃子の定例練習を早めに切り上げて、浅間大社青年会の囃子奉納登山参加者に登山の勉強会が行われました。
名前は忘れましたが、講師は青年会会員で富士山登山ガイドをやっていらっしゃる方。
この勉強会の事は知らずに囃子の定例練習に出かけたのですが、今年こそ富士登山をして山頂での写真をと意気込んでおりますのでこれ幸いと拝聴してきました。


IMGP7317-800




IMGP7321-2-640

四つの登山口比較です。
私が登る富士宮口は四つの登り口の中で登り初めの標高が一番高く、駿河湾や伊豆半島の眺望が素晴らしいとのこと。所要時間も一番短く6時間。


IMGP7322-2-640

作っていただいた6時間20分のペース配分です。
20歳から40歳までの青年会用のペースですから、65歳の私はかなり割り増しが必要です。
8年前の登山でも8時間以上かかっていたと記憶します。

大事なのは無理しないこと。時間に追われての富士登山は苦しいばかりですので、二度と登る気にはなれないでしょう。

一方で高齢者登山番付なるもの(平成27年版)には95歳で登られた男性が最高齢で掲載されています。数え年70歳以上の高齢者が登山すると高齢登拝者名簿に記帳出来るのだそうで、これを元に番付が作られるそうです。1年に1,000人近い方が登録されるとか。
無理せずに自分のペースで焦らずに登れば、年とっても登れる山でもあるんですね。

登る前に五合目でまず1時間ほど体を慣れさせる。これは高山病予防に必要。
遡れば登山は前日の充分な睡眠など体調管理からすでに始まっているのだとか。
子供の頃、遠足の前日は興奮して眠れなかったものですが、まだ治ってはいない癖です。気をつけなければ。

登山の必需品
・登山靴
  ごつごつした熔岩にあたるので堅牢なもの、砂が入らぬ様に足首をカバーするもの、
  5年、10年経つと材質が劣化するので、経年劣化に気をつけましょう。
  30人ぐらいのグループだと、一人ぐらいは靴の壊れる人がいるそうです。
  靴が壊れたら登れませんので、チェックは念入りに。

・雨具
  上下分かれたものが良い。ポンチョでは風の圧力をまともに受けてしまう。

・ザック
  レインカバーもあれば、浸みた雨で荷物を濡らす事も軽減されます。

・防寒具
  嵩張らないものを重ね着する。

・帽子
  空気が澄んで光も紫外線も強い。陽射しと雨が直接当たるのを避ける

・トレッキングポール
  登山ストック、金剛杖など
  疲れてくると金剛杖でも重くて投げ出したくなります。できれば軽くて堅牢なもの。

・手袋
  ごつごつした熔岩などから手を守る。
  雨に濡れると軍手は体温を奪うので、雨が浸みない材質が望ましい。
  軍手しか無い場合、炊事用薄手のゴム手袋を軍手の下にすると冷えを多少弱められる。


リスク管理に必要な5つのアイテム
・水
  山では高価なので1リットル程度を持参し、必要に応じて買い足す。

・行動食(塩分・糖分補給)
  塩飴や高カロリーの携帯食
  ◎私の経験です。顔面蒼白となり、ここで断念かと思った事がありますが、
   山室でお汁粉を食べたら見事復活し登頂出来ました。低血糖だったのかな。 

・ファーストエイド
  傷絆創膏や持病薬、包帯・ガーゼなど  

・お金
  宿泊費用はもちろん、トイレにも小銭が必要なので小銭を多いめに。

・携帯電話
  山開き期間中の登山道は、携帯3大キャリアの電波が届くそうです。
  電気は借りられないものとして、バッテリーの消耗に注意しましょう。
  必要な時以外は電源を切る。充電用予備バッテリーを持参する。

※追記2016.7.16
  富士宮口山頂では携帯キャリアはAUは24時間繋がるけれど、
  ドコモとソフトバンクは山室の発電機に依存しているため、
  発電機を止める深夜(20:00~4:00)にはアクセスポイントが使えません。



なくても良いけどあった方が良いもの
・サングラス
  まぶしいですから。

・ザックカバー
  ザックへの雨の浸透を防ぎます。

・富士山マップ 

・日焼け止め
  紫外線が強いです。

・ニット帽
  御来光待ちは、とにかく寒いです。

・タオル
  汗もかくし、雨にも濡れます。
  寒い時には襟巻きにもなります。

・ビニール袋
  濡れたものは周囲に水が浸まない様に、ビニール袋に閉じ込めましょう。


・アイマスク
  就寝用

・ホッカイロ
  山頂は平地と比べ22℃ほど気温が低いので、寒さ対策として。

・耳栓
  大勢の人が同じ部屋に泊まります。イビキ対策として。

・マスク
  埃よけ(息苦しいかも)





下りは3時間ほどですが、登りより下りで足を痛める事が多いので慎重に。

◎8年前大砂走りを下る際に左膝を傷め、宝永火口を一歩下る度に劇痛が走りました。
火口底からどうやって登ろうかと途方に暮れましたが、幸い登りでは激痛は走りません。
新六合まではほぼ平らに移動、だらだら坂をだましだまし下って新五合目で青年会と合流しましたが、かなり待たせてしまいました。

この古傷はまだ時々うずきます。



IMGP7340-800

講義終了
講師の先生、とても参考になります。
ありがとうございました。



DSCF4335-800

8年前の奉納後の記念撮影です。

別行動にはなりますが、何度か登るつもりなのでタイミングが合えば今年も取材出来るかな。
今年の囃子奉納登山も無事に行われる様お祈り申し上げます。

※2016.7.16追記
 囃子奉納登山の日程が判りました。
 7月30日に登山し、31日にお囃子を奉納して下山するとの事。
 日程的に取材が出来ません。残念です。



囃子定例練習と富士登山講座 : へんぽらいの祭り談義