生まれた時からここ富士宮市に住んでいます。
でも子供時代からヤモリを見た記憶はありませんでした。

初めてヤモリを見たのは平成13年、我が家と地続きの叔母の居宅でした。
この年に癌で亡くなり、仕事場を東京に持ちっていたので荷物をこちらに運び整理していたときのことです。南のガラス戸にトカゲのような影が見え、近寄ると指先の太い独特なシルエットでヤモリと判りました。あっという間に姿を消したので写真も残ってはいませんが、あの姿は脳裏に焼き付いています。
 その後も何度か姿を見たり、猫に狩られた死骸なども目にしましたが、はっきりとした写真を撮れたのは平成26年7月5日の事でした。
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そしてこれが今年姿を見せたヤモリです。
少し小さく、網戸の内側に止まっていました。


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これは網戸の外側から撮影したもので、ヤモリの腹側が網越しに見えます。


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ガラス戸を開けてカーテンだけにしたり、網戸をずらして出られるように模してみたのですが、それから4日間この網戸に居て外に出られないのではと心配になりました。
このままだと飢えて乾涸らびるのではと思い、上から追って下でノートで受け、室外にそっと放しました。今日は多少気温も上がり、動作も機敏に動けたみたいです。

それからちょっと珍しい事が起きました。
蚊柱を作るような小さな羽虫の大群が庭を覆い、体や服、洗濯物にまでにまとい付きました。
刺すわけではないのですが、強く払えばつぶれるしちょっと煩わしいやつです。

4日間の断食で空腹となったヤモリが、まさか呼び寄せたわけではないでしょうが・・・。