へんぽらいの祭り談義

富士山とふるさと富士宮市の風景、祭り・催し、自然、生き物などをSNSなどネットに発信し、多くの写真で紹介しています。

随想

へんぽらいとは富士宮弁で変わり者のこと。ライフワークの祭りを通してふるさとの今を発信し続ける、心ある変わり者で有りたいと思います。
様々な祭りをご紹介するWEBサイトはこちらです。
http://maturi.info/

ドカン 簡単に作れる防寒着(具?)

久しぶりに床屋に行ったら、首が寒い。
帰りに立ち寄ったスーパーで見つけた、アクリルの襟巻きのような物が良さそうなので購入しました。



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ネックウォーマー、耳当て、ニット帽と使い方は色々。
以前何かで見たのに似たようなのがあったのを思い出しました。
たしか「ドカン」と言ったよな。

ネットで検索すると、ブログで書いている方がいらっしゃいました。
ナチュラル北海道さんの書かれた「ドカン」という記事で、自作の「ドカン」を紹介されています。

文末で出典を紹介されていたので、やっとどこで見かけたのか思い出しました。



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忍者マンガで一世を風靡した白土三平さんの書かれた「白土三平フィールドノート 土の味」です。
昭和62年6月20日初版発行というから、29年も昔の本なんですね。

房総の漁師さんが愛用しているというこの「ドカン」は文字通り土管のような布の筒で、柔らかなネルなどの布地を縫い合わせただけのシンプルな物です。

フィールドノートによれば作り方は至って簡単、ヤール幅(91僉砲里泙淨の周囲を測って少し余裕を取り裁断して端を合わせ袋縫いにするのだそうです。

ナチュラル北海道さんは、80僉50僂涼司佞鯔イす腓錣擦萄遒蕕譴討い襪修Δ任后
適当な生地があったら試してみてはいかがでしょうか。

昔西湖にヒメマス釣りに行った時、遮る物の無い湖上で寒風に吹きさらされ凍えそうになった事がありました。船宿に戻って何か温かい物を注文しようとしたのですが、あまりに冷えすぎて呂律が回らなかったのを思い出します。

この「ドカン」があったら、あんなには寒い思いはしなかったかな?

ソイレント・グリーン

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完全栄養食「ソイレント」のバーで具合の悪くなる人が続出|ギズモード・ジャパン


そう言えば、昔ソイレント・グリーンという映画をテレビで見た事があります。
この映画に出てくるのがソイレント・グリーンという合成食品。
結末で明かされるその秘密とは?

Youtubeにアップされていました。
Soylent Green 1973

それにしても、完全栄養食とはよくも言ったものですね。
販売されている加工食品を疑いも無く食べていますが、この映画を見るといろいろと考えさせられます。



独り遅れて咲きにけり

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ヒメオウギの種採取 : へんぽらいの祭り談義
で報告したように、もう実を結び種を落としている時期なのですが、ヒメオウギ一輪が遅れて咲きました。



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木洩れ日のスポットライトを浴び、輝いています。

独り遅れて咲いた花は、喩えるなら周回遅れのゴールインかな。
でも、凜と咲いて花の命を全うして欲しいものです。




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まわりにヒメオウギを植えた石鉢に雨水が溜まりボウフラがわいたので、メダカに駆除をお願いしました。

花日記 3月16日

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アミガサユリ
誰も植えた憶えが無いのに、何年か前知らぬ間に庭の隅で咲き始めました。
だから名前も忘れがちで、検索をして調べました。



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浅間大社祈祷殿脇のハクモクレンが、今日の暖かさで一斉に開きました。



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浅間大社拝殿東の信玄桜は着実につぼみが膨らんでいますが、最初の一輪がまだ見つかりませんでした。



月と信玄桜

信玄桜と月です。
今度の満月は3月23日、それまでには信玄桜の花も咲き賑やかになっているでしょうね。



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湧玉池上池のシャガ
さすがに他の場所ではまだ咲いていません。
花が見られるのは、上池の池の水面に近い所だけでした。



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神田川ふれあい広場の整備工事も終盤です。
公園周囲入口の案内では3月22日まで入れないとの事でしたが、一部の個所で書き換えられています。
南入口では30日まで、北側トイレでは31日まで、他は22日までのままでした。
桜が咲くまでに何とか終わって欲しいものです。



へんぽらいの祭り談義 : シャガの花咲いた

祭りの終わり 湧玉宮本

中日の本宮共同催事を終え、会所に帰ります。
昔なら終わる祭りに寂しさを感じる頃合いなのですが、近年はちょっと様子が違います。
会所に帰ってから、まだ最後のお楽しみがあるのです。

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本宮2回目の競り合いを終え、退出の準備をして待機中。
ここからUターンをして貴船区の後に続き、十字街から退出します。


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十字街交差点を旧国道139に曲がります。


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旧国道139号線より西門通りに曲がります。


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湧玉宮本囃子方

会所に帰着し通過する他区を見送ると、いよいよフィナーレを迎えます。

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チーム1


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チーム2


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チーム3

私の合図で一斉に囃子が始まりました。

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今年の最後だから、思い残すことの無いように誰かがギブアップするまでということで続けましたが、20分もたずに終了。ちょっとがっかりでした。


そして踊り収め。

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会所に向け踊りを披露


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ちょっと前の踊りを披露


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今年特訓した新曲を会所に向け披露


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会所で食事の準備と給仕をして下さったご婦人方も招き、最後は一緒に踊ります。


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くたくたになるまで踊り、これで思い残すことなく今年の祭りを終わることが出来ました。
来年も楽しい祭りが出来ますように!


へんぽらいの祭り談義 : 平成27年富士宮まつり共同催事

同じ道を歩く 祖父のこと

保険契約書w640

山車と小屋、備品に掛けられた昭和19年の保険の証券です。
左側中ほどの火災保険、地震保険にはさまれた戦争保険という言葉が、時代を物語ります。

保険封筒640

御幸組というのは当時の祭り組織で、社人町(しゃにんまち)と福住町(ふくずみちょう)から構成されていました。

この保険の申込人佐野芳太郎が私の祖父です。
昭和30年に65歳で他界していますが、私もその歳に近づき思うことは多々あります。
ともすれば引き籠もりがちな小心者が、引きずり回されているうちに気付いたら同じ道を歩いていたこと。なんだか同じようなことをしていると苦笑を禁じ得ません。
そう進むよう、実は導かれていたんじゃ無いだろうかとふと思います。

明治29年湧玉

明治29年の記念写真です。
前列中央左の顔の長い子供が、祖父芳太郎6歳です。


明治44年

そしてこれが明治44年の記念写真。当時は社人町と寿町合同で「湧玉寿」という祭り組でした。
中央左の顔の長いのがたぶん祖父芳太郎当時21歳で、翌大正元年に佐野写真館を創業しました。


大正4年御幸祭り

大正4年の御大典に湧玉御幸は山車を新調しています。
芳太郎は25歳。すでに写真館を開業していたので、これを撮影していたのかな?
撮る側ゆえ、記念撮影に入れないのは今の私も同じです。


宮本祭り

そしてこれが晩年のもの。
後列右端が晩年の祖父芳太郎で60歳代でしょう。

私も地元の祭りを死ぬまで見守ることになりそうです。


祖父がどのような立場だったかは判りませんが、大宮青年団の持っていた山林の売却に立ち会えという古い箪笥から出てきた市からの通知を見た事があります。
大宮青年団が持っていた山林が戦後売却され、そのお金を市が借りて学校が整備されたそうですが、そのお金は結局青年団に返却されませんでした。祖父は何度も掛け合ったものの埒があかず、胃潰瘍を患って何度も吐血。
昭和29年に次男が結核で他界すると、後を追うように30年に亡くなりました。
叔母のスクラップブックの地方紙記事は、それを「大宮青年の父の死」と報じていました。

学校整備で使われ、うやむやにされた山林売却代金。市は大宮青年団に大きな借りがある。
それを某市会議員に言った所、古い話だから時効だと言われました。
何も返却しろという話では無く、学校整備に大宮青年団の財産が当てられたという事実をどこかに残しておかなければあまりに恩知らずな話です。
なにより、そのために命を縮めた祖父が浮かばれません。

わが家の墓地には大宮青年団から贈られた石燈籠があります。祖父に対する感謝でしょうか。
何物にも代えがたい祖父の勲章です。

秘密の宝

会所にプロジェクターを持ち込んで壁面に映写し、昔のビデオを見る。
鑑賞会

へんぽらいの祭り談義 : 干支一回り昔のビデオ
で書いた通り、昨年も同じ事をしていました。

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昨日も昭和54年の露店の出なかった祭りや、平成8・9年の祭りを記録した昔のビデオを見ていましたが、36年前と18-19年前の撮影ですから、祭りを行っている顔ぶれも今ではずいぶんと変わりました。
先日も、54年当時子供で映っていた人が、同じくらいの子供を連れて歩いていましたし、私も当時は結婚1年前でしたが、今では孫も出来ました。
記憶の糸は古い写真や映像を見ることで、よみがえり繋がります。

我が区には、数年前から作り始めた祭り年表があります。
それぞれの記憶をたよりに、思い出深い出来事が何時だったのかと辿ったもの。
カレンダーの裏面に書き始め、スペースが足りなくなれば貼り足して、見た目はなんだか汚らしい紙の固まりとなりました。
それをしまい忘れたために会所の掃除でゴミと一緒に捨てられましたが、集積所でゴミ袋を開いて血眼で探しやっと見つけることが出来ました。それほどに貴重な祭りの思い出が詰まった宝箱なのです。

この事件の後、仮に原本を失っても内容を失わぬようにとデータ化しました。

昨夜も昔の写真とノートパソコンのこのデータをプロジェクターで投影しながら編集会議を開きました。独りではたどれぬ記憶を補完し合って、少しずつ年表が埋まってゆきます。
内輪の話で若気の至りなど個人の名誉のために公開出来ないものも多く、内容は祭り仲間で共有する秘密となっております。数多の思い出深い記憶を共有することで祭り仲間の絆や結束が深まることを思うと、これはまさにかけがえのない宝です。

極端な言い方をすると、祭りは口伝・伝承の文化です。
伝える人が居なくなれば、儚く消えてしまう実にもろく危ういもの。
この年表に新たなエピソードが書き加えられ、フィクションでは無い終わりなき一つの物語りが伝えられて行く事も、言い換えるなら祭り文化と伝統の継承です。

この年表は大いなる物語のあらすじで、登場人物それぞれが主人公のストーリーの複合体でもあります。若い頃から祭りに関わってきましたが、我がストーリーの締めくくりとしてどんな足跡を残せるか、世代交代を間近に控えた今老醜をさらさぬように心しなければなりませんね。

蝉の墓

ブログネタ
「夏の終わり」感じるのはどんなとき? に参加中!
庭を歩き回るツマグロヒョウモンの幼虫を見つけ、踏んではならぬと拾い集めたら7頭もいました。
スミレ類を食草としますのが、庭にはタチツボスミレの小さな株が鉢の中外に点在するぐらい。
エサの調達に浅間大社まで散策し、町内某所でアスファルトの割れ目に生えるスミレの群落を見つけたので、どうやら餌の心配は無くなりました。

帰りにふと図書館の植え込みを見ると割り箸が立っています。

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そこには「せみのはか」と書かれ、横に「こうたろう」の文字も見えます。

近所に住むこうたろう君が蝉のために立てたものです。
夏休み中、朝夕じいちゃんを引っ張り回しセミ取りに明け暮れていたものでしたが、いよいよセミ取りに区切りをつけたのでしょうか。

浅間大社境内で神主さんに会ったら、今年の山頂奥宮居候計画について聞かれました。
奥宮に幾日か居候させていただき写真を撮りたいからとお願いしていたものですが、今年は天候が安定するはずのお盆明けからなかなか天候も不調でとうとう登りそびれてしまったものです。

まだ9月に入っても10日までは開山期間ですから、ひょっとすると好機があるかも知れません。
行けると良いな。

縁の下の力持ち、お疲れ様

3ポンプ

パレード参加を終えて神田川沿いを歩いていると、第三分団のポンプがふれあい広場に停まっていた。
吸管が2本神田川に配置されているのは、2方向からのウオーターカーテンで大量の水を使うためか。


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一旦帰宅し支度を調えて再訪。すでに何基かの御神火台は出発していました。
消防団で会場での撒水を担当するのは第二分団と第三分団で、こちらには第二分団が詰めていました。


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第三分団は水利の神田川にポンプ車を着け、指示に応じて放水を調節しているようでした。


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一旦放水を抑え、御幣と提灯を通します。


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その後放水圧力を上げ、水のカーテンを作ります。


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神輿洗いと呼んでいたと思います。御神火を焚く薪には覆いがかけられ、御神火台と参加者は富士山の伏流水が湧き出て流れ出した神田川の水で清められます。



夜になると再び浅間大社に御神火台が戻ってきて、そして始まるのが神田川上りです。
全ての力を振り絞って川を遡り上陸すると御神火は消され、再び水のカーテンをくぐって進み納火式に向かいます。
最後の水のカーテンも消防団第二分団と第三分団が担当。
ホースが担ぎ手の邪魔にならぬよう苦労して狭い暗渠を通すのも、以前川に配したホースが流れの力で岩にこすれ破損したからと聞きました。

縁の下の力持ち、これからも頑張ってください。

見えない道がある

次なるステージを目指し、がむしゃらに進んだ到達点にはすでに飛び立った仲間の置き土産が。
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何もないように見えて、そこに導く道があるのかも知れないね。
幸運だったのは同時でなかったこと。
抜け殻を抱きしめて、僕も蒼空を目指す。

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