へんぽらいの祭り談義

富士山とふるさと富士宮市の風景、祭り・催し、自然、生き物などをSNSなどネットに発信し、多くの写真で紹介しています。

不思議

へんぽらいとは富士宮弁で変わり者のこと。ライフワークの祭りを通してふるさとの今を発信し続ける、心ある変わり者で有りたいと思います。
様々な祭りをご紹介するWEBサイトはこちらです。
http://maturi.info/

なんだ?

昨日の散歩の折に撮った写真にヘンなものを見つけました。

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さてなんでしょうか?


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元の写真です。
浅間大社本殿に舞い降りようとするカラスでした。


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この日は屋根に止まるカラスが多かったです。




へんぽらいの祭り談義 : 浅間大社の春探し

夕焼け飛行機雲大きく曲がる

昨日立春の夕空を見ていた所、薄雲漂う西空にまっすぐ長く伸びた飛行機雲を見つけました。

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屋根のラインに沿うように伸びて行く飛行機雲を見ていたら、



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大きく左に曲がって行きました。



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その拡大画像です。

ネットで検索すると多少曲がるぐらいなら案外あるもののようですが、見ると曲がり具合はいずれもゆるいカーブで、ありがちなことかとも思えます。でもこの曲がり方はかなり急なカーブです。おまけに街灯左には飛行機雲の下に沿うような黒い線が見られます。
ちょっと不思議に思えました。



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こちらは10月に見た、大きく曲がる飛行機雲です。
左の飛行機雲もこの後大きく左にカーブを描いていたと聞きました。

たまに見かける物が珍しい物かありがちな物かまでは判断材料が乏しいので、何とも言えません。
でも、このように大きく曲がる飛行機雲って、案外ありがちなのかもしれませんね。




へんぽらいの祭り談義 : 赤富士と不思議な飛行機雲

同じ日生まれの同じ名前

初孫が二十四節季の立夏に生まれたと言うことで、息子がそれを名前につけました。
嫁が市主催の離乳食の講習に行ったら、同じ日生まれの同じ名前の赤ちゃんが居たそうです。
ありふれた名前ならあることでしょうが、こう言った名前で一致するとは驚きです。

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この台風一過の富士山が綺麗に見えた日が孫の生まれた日でした。

そう言えば、会ったことは無いけれど、同姓同名で生年月日が同じ人が私にも居ます。
それを知ったのはずいぶん昔になりますが、市役所の課税課に呼び出された時でした。
「あなたは佐野写真館と○○事業所の2個所で働いていますね。」
佐野写真館は私の家の屋号だが、もう一つは聞いたことの無い事業所名です。
そう伝えると、担当職員は何かに気付きフリーズしました。

当時は電算処理が始まったばかりでカタカナで処理されていましたから、生年月日と名前だけ見て同一人だと判断したようです。それでも丁寧に住所地までチェックすれば、別人と判りそうなものです。

誤って呼びつけたことの謝罪も何も、言葉が何も出てこない状態では話になりません。
「もう良いですね。」
と、一言言って帰りました。
この時に、生年月日が同じでカタカナでは同姓同名の人間が市内に居ることを知りました。
それ以来、その時聞いた事業所前を通る度にそのことを思い出します。

漢字まで同じ同姓同名で生年月日まで一緒だったら、星占いや四柱推命、姓名判断がどのぐらい当たる物かが検証出来そう。
昔占いに凝ったものとしては、ちょっと興味をおぼえます。

月よりの使者

27日が中秋の名月で、28日がスーパームーン。
そんな夜に見た幻をお話しします。

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雲が去来し、せっかくのスーパームーンも出たり隠れたり。

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浅間大社境内ではお囃子の定例練習をやっていました。

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透き塀で囲まれた垣内から見る月です。

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練習が終わり、参拝する空には月が輝いていました。


月の明るい夜は月が照らす景色を求めて徘徊するのが恒例行事なのだけれど、雲も途切れること無く去来しており、この夜は徘徊をあきらめました。
台風一過月明かりの富士

以前撮影したものです。台風一過の満月の夜、見る見る消えて行く雲の下にはうっすらと雪化粧が覗いていました。

雪が積もる頃になれば天候も落ち着くことでしょうから、焦らずに好機を待つことにします。

そしておとなしく家に帰り、前日眠気に負けて見逃してしまったルリタテハの羽化を、今夜こそ写真におさめようと付き添いました。友人にいただいた5頭の幼虫はみな蛹になり、前日2頭が羽化しました。
残る3頭の羽化を逃したら、記録する機会は来年に持ち越されます。
羽化の兆候を掴むべく小さな変化を逐一写真に撮り羽化が始まるのを待ちましたが、ようやく始まったのは翌日29日の朝でした。

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蛹を横向きに配置し、写真とビデオ撮影をセットしましたが、ルリタテハは蛹から抜け出ると向きを90度変えカメラに背中を向けました。
伸ばし初めは湾曲していた翅が、ある程度伸びて背中側で合わせたり緩めたり繰り返すと平に広がってきます。昨日羽化したのを見た時には地味な模様としか思えなかったその模様ですが、その瞬間なんだか目の前に居るのがきらびやかな衣裳をまとった高貴な人に思えました。まるで重厚な生地に金襴の刺繍を施したかのように。

残っていた蛹3つがこの日同じように色づき、少しの時間差でみな羽化しました。
蛹になる時には3-4日に分散していたものが、羽化する時にはまるで月が満ちるのに合わせたようにこの2日で全部が蝶になりました。
翅の模様が高貴な人の衣裳に見えたのは、徹夜明けの幻想かも知れません。
でも生き物の行動で月の満ち欠けに影響されるものもあるといいます。

この蝶ははたして月の満ちるのを待っていたのでしょうか。
高貴な衣裳をまとったあの幻は、ひょっとすると月の魔法だったのかも知れませんね。



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空に投影されたメッセージ

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昨日の夕空で雲が描いた文字のような模様。
これが何かのメッセージだったら読み解ければ面白いですね。


そう言えば、祭りの空で不思議な雲のメッセージを見た事があります。

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へんぽらいの祭り談義 : 空を見る諫鼓鶏
でもご紹介しましたが、祭りの空に我が町内の山車のシンボル諫鼓鶏に似た雲が現れたことがありました。
諫鼓鶏の上に諫鼓鶏が飛び立ったかのような雲が見え、シャッターを切りました。
良く見るとその左の雲の薄い所も鶏の姿に見えます。

まるで、飛べぬ鶏が祭りの場で思いを空に投影したかのようでした。



そして昨年の空にもそれは現れました。
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何か文字のようにも見えますが、上が羽ばたく鶏にも見えます。



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この上切れかけている部分です。
やっぱり、諫鼓鶏が思いを投影したのかも知れませんね。

思い込みがそのように思わせるのでしょうが、多様な雲が空に遊ぶ日にはなにかメッセージが描かれているかも知れません。
それをメッセージと感じるのは、たぶん潜在意識と繋がった瞬間だからなのかも・・・。



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雲の帯に不思議なライン

一昨日朝の浅間大社撮影では、富士山の山襞にあたる朝陽も千木鰹木の金具を照らす朝日も、残念ながら空振りに終わりました。

でも、空を見ている時に雲の帯の中に不思議なラインが見えて、シャッターを切ったのが次の写真です。

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平行して伸びる雲の帯の下に、濃淡の明瞭な線が見られます。

おそらく空気の流れとか密度の違いなどが、こんな線を形作るのでしょう。
でも、場所が場所だけに何か不思議を感じてしまいます。

「雲の帯などに姿を隠して、何者かが行き来しているのでは?」とか、子供の頃の空想癖がむくむくと頭をもたげてきました。

そう言えば昔所属していた消防団の詰め所が西鳥居の脇にあったのですが、当番の時、西から東に神社の上を移動していた光の点が神社の上あたりで急にジグザグに動いたのを思い出します。不審に思って回り込み、光の点を追いましたがその後はずっとまっすぐに東に飛んで行きました。一緒に居た仲間もそれを見ていて、ジグザグに動いたのを二人で確認しています。なんだか判らないと言った点では、まさしく未確認飛行物体でした。

いつもは何気なく見上げている空ですが、飛行機以外にも何かが往来しているなんて事があるかも知れませんね。

忍法土隠れ(ムラサキシジミ)

先日家鴨のへんぽらいの祭り談義 : 忍法石隠れ
をご紹介しましたが、今度はこちら。

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2015.7.26 静岡県富士宮市二の宮神社境内で撮影

ムラサキシジミです。
幼虫の食草はアラカシ、イチイガシ、スダジイなどのブナ科常緑樹で、浅間大社後背林などでも大木がありますので、下でじっと観察していると舞い降りてくるのを見る事があります。
翅の表はメタリックなムラサキの輝きがありますが、裏は御覧のように地味な模様で枯れ枝、枯葉、乾いた土などにすっかり溶け込んでいます。ムラサキシジミの土隠れといったところでしょうか。
舞い降りたのを見失う所でしたが、ようやく見つけました。
案外近寄っても逃げもせず、まるで見つからないことを確信しているかのようでした。

翅の表の写真がどこかに紛れてしまったので「Wikipedia ムラサキシジミ」にリンクしておきます。

お帰りですか?

8月16日朝、お墓参りに行き塔婆や線香の燃え残りの片付けをしてきました。
今年は弟の里帰りもなく、家内の出かける恒例行事もありませんので、ずいぶんとのんびりしていました。
ふと前日お線香を上げに来た姉が青紫蘇酒の事を話していたのを思い出し、漬けてみようと青紫蘇をもらいに出かけました。

帽子を被り出かけようとすると、息子が帽子にカマキリが居ると教えてくれました。
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写真は6月に庭で見たカマキリです。
庭で育っているのですから、家に入ったり居ること自体は半分当たり前みたいなものですが、先日へんぽらいの祭り談義 : お盆の訪問者
に書いた事が頭をよぎりました。
お盆にはカマキリが家に入り込むことが多かったという事、まさに実感です。

叔母の住まいだった離れに出たヤモリには叔母を感じたのですが、離れで暮らしていた父親が惚けてから家に帰りたいと何度も母に言っていたそうですから、父が生まれ育った母屋に戻ってきたのでしょうか。

まさに盆明けで帰ろうとしていたのかも知れません。
近くの藪にそっと放しました。

お盆の訪問者

子供の頃聞いたのは「お盆にはご先祖様の霊が生き物に姿を変えて帰ってくるから、殺生はしてはいけない。」と言うこと。
だからお盆だけは、虫を見かけても手を出さないようにしていました。
でもそんな時に限って、よく家に入り込むのがカマキリでした。
この頃になるとカマキリも大きくなって、かなり目立つので印象に残っているのでしょうか。

霊が生き物に姿を変える、あるいは姿を借りる。
そんなことがあるのかもと、思ったことがあります。

末期癌で亡くなった叔母のことです。
作品と研究記録の展示会を開きたいという生前からの念願を、昔からのお友達に実現していただきました。存命中にできればよかったのですが間に合わず、
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偲ぶ展という形で富士宮市民文化会館で展示を行いました。存命中親交のあった皆さんに案内を送らせていただき、盛大な展示会となりました。
この会場内に1匹の蠅が紛れ込みました。会場内をせわしげに飛び回り、来場した友人を案内するかのようで、姉と話したものです。「あれって叔母ちゃんかも知れないね。」って。
お客様でもあり、お友達として長いつきあいのご婦人が来場した時、奥から受付まで飛来して歓喜するがごとく飛び回りましたので、姉と顔を見合わせ「やっぱり!!」。

そんなことがあってから、家に入り込む虫にはちょっと気を遣います。


今年お盆前日のことでした。
風呂から出た息子が、ヤモリが居たと言うのです。
壁から網戸に移り、飛び降りて姿を消したそうです。

今でこそときおり見かけることがありますが、昔はその姿を見ることはありませんでした。
生き物の分布も若い頃と比べると、ずいぶんと変わりました。
昔見られなかった蝶、ツマグロヒョウモンは今では普通種として当たり前に見られ、ナガサキアゲハも年に何度か来訪します。今ではやかましいばかりのアオマツムシの声も、市民文化会館が出来る前にはこのあたりでは聞いたことがありませんでした。
ヤモリの姿を見るようになったのも、そんな影響でしょうか。

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写真は昨年7月5日に表通りに面したガラス窓で撮影したヤモリです。

あぁ、そう言えば初めてヤモリの姿を見たのは、亡くなった叔母の荷物を整理している時でした。
お盆で、叔母さんが帰ってきたのでしょうか。


不思議な一致

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亡くなった叔母がわが家の二階で洋裁学校をやっていた頃、私がまだ子供の頃のことです。
教室を使って劇団の稽古が行われたり、絵画教室が行われたりと様々な人たちが出入りしていました。
その当時、出入りしていて叔母に南米を旅行滞在した時の話を聞かされたという方が、影響を受けたものか先日旅行してきたそうです。


マチュピチュ+640

インカの遺跡(マチュピチュ)
叔母がペルー滞在の思い出に描いた布絵(裁ちくずで描く絵)です。
長期滞在時には古代インカの墓から出土する布を調査研究するなど、特別な思いがあるはずです。

今朝方ご訪問いただき、ペルーの街、イグアスの滝やマチュピチュなどの写真を見せていただきました。その昔、叔母の土産話で聞いて異国の風景に憧れていた様子が伝わります。うらやましくお写真を拝見しました。
お土産に、イグアスの滝とマチュピチュの遺跡のお写真をいただきました。
おや?と思ったのはその日付です。その叔母が亡くなったのが平成13年の3月8日で、写真を写されたのが今年27年の3月8日、まさに叔母の命日でした。

そう言えば、命日もお彼岸も墓参りに行ってなかったな。気にしては居たんだけど。
仏壇に写真を供えてお祈りしました。



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