へんぽらいの祭り談義

富士山とふるさと富士宮市の風景、祭り・催し、自然、生き物などをSNSなどネットに発信し、多くの写真で紹介しています。

郷土

へんぽらいとは富士宮弁で変わり者のこと。ライフワークの祭りを通してふるさとの今を発信し続ける、心ある変わり者で有りたいと思います。
様々な祭りをご紹介するWEBサイトはこちらです。
http://maturi.info/

遠音 祭りが終わる時 発表

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長年暖めていた富士宮まつりを舞台にした創作で、笛吹きになれなかった男の、祭りに対する恩返しの物語です。
原稿用紙100枚ほどのお話を一気にアップしましたので、時間があるときにでも読んでみて下さい。
感想など頂けましたら幸いです。
シェアやフォローで広げていただけたら嬉しく思います。
http://maturi.info/archives/1594

夜景遺産の白尾山紹介

台風一過月明かりの富士

平成19年10月28日 台風が太平洋側に逸れ足早に遠ざかった夜でした。煌々と照る月に気付き、富士山が見えているので急ぎ白尾山に駆けつけました。天候の回復で雲は見る見る消えて行き、その下には薄らと雪化粧が見えます。



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平成26年2月16日 風の強い満月の夜で富士山はくっきりと見えるのですが、風下側に山旗雲と呼ばれる消えない雲が居座っていました。画面右の雲が光っているのは、スキー場の灯り。



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平成26年12月4日 月夜の笠雲が貴婦人の帽子のようでした。



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平成28年3月23日 すぐ足下まで人家が迫る市街に間近いこの場所は、夕暮れには夕餉の支度の音まで聞こえそうな所です。日暮れまで遊び呆けて、宵闇に追い立てられるように帰った子供の頃を思い出します。


夜景遺産

白尾山の夜景遺産登録を報じる地方紙です。




所在地はこちら。



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台風一過の平成29年10月23日に訪れました。グラウンド脇あずま屋近くからです。
強風で平成26年2月の夜景と同じように山旗雲が出ていました。
強風で霞は吹き払われ、富士山頂から白尾山の足下までくっきりと見えます。
足下には今年29年12月23日にオープンする富士山世界遺産センターが、最終工事を迎えています。



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白尾山から望遠で覗くと浅間大社の大鳥居の横に建築中の世界遺産センターが見られます。その手前には身延線の高架があり、時折出通過する電車が見えます。



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山頂には展望台がありますが、思うほど眺望は開けていません。
富士山は見えるものの、周辺樹木の生長で市街の東西と足下が隠れて見えません。



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戻ってこちらはグラウンド脇ですが、以前見えていた景色が樹木の生長で見えなくなっています。


せっかく夜景遺産に指定されたのですから、訪問者にがっかりさせぬよう行政は眺望の保持に努めて貰いたい物です。

富士大宮司家墓前祭 平成28年9月26日

明治維新まで代々浅間大社宮司職を世襲してきた富士大宮司家の墓前祭は、毎年9月26日に行われます。今年はなかなか良い天気でした。



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会場に行くには、浅間大社の森の中の旧登山道を登ります。
昭和30年代に相次ぐ台風でこの森の多くの木が倒れました。
その後植林され育成のために立ち入りが禁止されましたが、子供らはその中に潜り込んでは遊んでいました。
年を経て苗木も育ち、昼なお暗い鬱蒼とした森になったので間伐が施されました。
森の中にもようやく陽が射すようになり、風通しも良くなりました。
そろそろ10年ぐらいになります。



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森の際に彼岸花が咲いていました。
長雨で出そびれていましたが、季節になれば花は咲いている物ですね。このぐらいの背景だと花の色が引き立ちます。



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森の中の旧登山道を抜け二の宮神社を過ぎると二の宮墓地で、ここからは富士山が正面に大きく見えます。南向きの一方通行なので運転しながらだとこの光景は見えませんが、雄大な富士山の眺めはさすがに旧登山道です。



11時から墓前祭が始まりました。
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墓前祭会場は富士宮市二の宮共同墓地で二の宮区区民館の隣になります。



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修祓


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斎主祭詞奏上


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会場全景


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会長祭文を副会長が代わって奏上


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和漢会吟詠奉納


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大宮司家遺族代表玉串奉奠


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赤心隊遺族代表玉串奉奠


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会場を浅間大社参集所に移し、富士大宮司家墓所護持会総会を行いました。



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参集所二階から見た湧玉池です。
満々と湧水を湛える池の姿に癒されました。




◎参考リンク
 富士大宮司家


悲運の人富士亦八郎重本 : へんぽらいの祭り談義

雨上がりの夜景 白尾山より

雨上がりの白尾山までカメラと三脚を持ち、リュックを担いでウォーキングしてきました。
白尾山公園グラウンドから展望台に至る遊歩道はまだ濡れていて、登り初めで少し滑り、慎重に歩を進めました。

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展望台からの夜景です。少し上空に雲が漂っていますが、町は案外クリアーに見えました。



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参考までに昼間見た市街です。



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画面上部の灯りが山宮工業団地で、画面中央少し左上が国道139と富士登山道の交差点です。



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ドクツルタケかな?白尾山展望台近くの遊歩道脇に生えていました。
猛毒キノコで食べると死に至ると言いますので、絶対に食べてはいけません。



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本日の白尾山ウォークです。頭にライトをつけカメラと三脚を持って慎重に歩き、写真など撮っていたので時間がかかりました。


登山の日程がまだ決まりませんが、体調を整えて待期します。


夜景を撮りに行く : へんぽらいの祭り談義

期日前投票立ち会い

私は富士宮市宮本区で明るい選挙推進委員を仰せつかっており、参院議員選挙に向けた活動としてお手伝いをさせていただいています。

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まず広く選挙への参加を呼びかける事が役目で、今回の参院選告示日には幟旗を町内に掲げました。

投票日の1週間前6月3日には、臨時啓発活動として市内ショッピングセンターで啓発物を配布します。

そして期日前投票の立ち会いをすることになりました。
期日前投票は6月23日から7月9日まで午前8時半から午後8時まで行われ、立会人は8時半から午後2時半までと、午後2時半から午後8時までのどちらかを委員2名が担当することになりますが、希望の日時をそれぞれ選んだ結果、6月27日午後と決まり昨日奉仕してまいりました。


期日前投票の会場は富士宮市役所1階の、正面入口から入った左側です。

午後2時半に朝から務められた委員の方と交代しました。
配置は2回目比例区の投票を終えて退場する出口の近くで、会場全体が見渡せる場所です。

最初は勝手がわからずただ座っているだけでしたが、必要な時には説明をしていただきなんとか終了することができました。


初めての経験でしたが、終わってこう思いました。
自分自身、多くの関係者が見ている中で緊張しながら投票しているものですが、それは皆同じ事。
一連の行動は矢印や番号による順路の指定がされていても、その度に次を確かめなければ動けずおどおどしてしまい、各部署の職員による指示や声かけがなければ停滞してしまいます。

テーマパークみたいに柵で仕切れば迷う事はなくなるでしょうが、車いすや介添えの必要な方だっていらっしゃいます。限られたスペースでは柵など逆に障害になる場合もありますので、ちょっと無理かな。

それでも入口の受付で会場を見渡し、移動の流れを掴んでおけば多少はまごつかなくて済みそうです。


投票用紙は開票を円滑にするため形状記憶だと聞きますが、それが投函時にちょっとした障害になる事もあります。
記名した用紙を丁寧に何度も折って小さくする方も中にはいらっしゃいましたが、たいていは二つ折り。この折り方が緩いと折り目の反対側が開いて投函口に引っかかりうまく投函出来ない場合があります。そして投函したつもりが、開こうとする投票用紙が投函口にひっかかり落ちていかない事もあり、そんな時は職員の方が押し込んでいました。
折らないで投函する人もけっこういらっしゃいましたが、投函に関しては一番スムーズだったようです。


期日前に投票したいのだが立候補者がよく判らないのでと、ご老人が来場されました。
投票所の記名ブースには立候補者が表示されていますが、選挙公報は29日の朝刊と同時に配達されるので各家庭にはまだ届いていません。県内候補者ぐらいはニュースや新聞などで目にする機会はあるけれど、比例区の候補者までは確かに判りにくいですね。
でも29日に公報が届いて、投票日まであと11日ありますから、じっくり選ぶ事が出来るでしょう。
とりあえず、職員の方がプリントをお渡ししたようでした。


投票を終え希望する投票者には、投票済み証明書を立会人が手渡しました。
二十歳前と思われる若い方も何人か見られ、中には投票済み証明書を希望して持ち帰る方が居ました。初めての投票の記念でしょうか。


午後8時にベルが鳴って会場閉鎖。
投票者数、代理投票数等の集計を確認して署名捺印し、お役目を無事に終了しました。


食事の休憩はあったけれど、ほぼ5時間半ずっと椅子に座ったまま。
空調が、動いている人には物足りないかも知れないけれど、立会人は動けないので冷房が効き少し足が冷えました。そして、くしゃみが2回。冷え性の方はちょっと冷えない用意が必要かな。
私はお尻の骨が尖っているので、パイプ椅子のように座面が硬かったらきつかったかも。
幸いこちらの会場の椅子は快適でした。


期日前投票も、手続きがずいぶんと簡略化されたようです。
貴重なあなたの一票を、国政の場に反映しましょう。



白尾山 - 故郷の山

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私にとっての石川啄木が歌うありがたき故郷の山は、何と言っても富士山だ。
仰ぎ見る姿は美しく神々しい。



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月の明るい夜に富士山を仰ぎ見るのは、麓に住むものの特権かも知れません。
眠りにつこうとする街を両手で抱え込むような、慈母の姿に見えます。




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一方、登ることで郷土を一望出来るのが、この白尾山。




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小学校の遠足で、ここから我が家を探した物です。




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白尾山から見た、母校大宮小学校です。




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富士山と街を同時に眺められ、遠足に我が家を探した幼い頃の思い出の風景となっています。



そうそう、次男が小学6年生の3月に、卒業記念の写真を撮ろうとクラスで白尾山のこの展望台に上ったそうです。
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その時にこの坂道カーブの手前右辺りで火災が起こり、プロパンボンベが火で焙られて口金が吹き飛び一気に噴き出したガスが大きな火の玉となったのが展望台から見えたと話してくれました。
当時消防団員だった私は、税金の申告会場から現場に駆けつけ消火にあたりましたが、この坂のために放水圧力が上がらず、他の分団と中継して加圧し放水しました。




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それにしても、変わりました。子供の頃は手前には家も少なく、身延線も高架じゃ無かったし高い建物だってほとんどなかった物です。

坂道登るのも休み休み、老いを実感させられました。



神田川のニジマス

湧玉池と神田川のニジマスが激減しているという話を先日ご紹介しました。
やっと富士山が見えた立春の日に神田川に沿って歩いた時、ニジマスに餌を与えているご老人からお話を聞く機会がありました。

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神田宮橋
神田川遊漁区は3月第一日曜のマス釣り大会翌日から10月15日まで釣りをすることができます。
この橋から上流が日釣り券を購入して釣りをする特定区、下流が年券を購入して釣りをする区間となります。


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富士山せせらぎ広場横神田川で、パンくずに寄るニジマスです。
川の上に張られているテグスはカワウによるニジマスの食害を防ぐための物だそうで、神田川から下流に両岸に渡り何本も張り渡されています。

湧玉池ではニジマスがほとんど見られなくなってしまいましたが、カワウの食害だけでなく投網による密漁が行われているのではとのこと。なるほど、カワウが一飲みに出来ないほどの大物が居なくなった理由はそれでしたか。
それから神田川では先月ぐらいにニジマスの大量死があったのだそうです。毒物によるものでは無いかとのことで被害届を提出したとのこと。
こんな悪さをする輩がいる一方、定期的にニジマスを放流している団体もあり、見守る人がいます。
神田宮橋上下流に張り渡されたテグスと餌を与え見守る人が居るのですから、ニジマスも人になれるでしょうね。
釣りのシーズンになれば簡単に釣られてしまいそうで、それもつらい所ではあります。


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湧玉池にニジマスがほとんど居なくなってしまった今、餌を売るおばさんもいなくなりました。
今度ここに来る時には、餌やりのためにパンくずでも持ってこようかな。


へんぽらいの祭り談義 : ギョギョッ!!

ふれあい広場の工事予告

浅間大社境内の神田川ふれあい広場は富士山を望むビューポイントです
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入口数カ所に、こんな案内が設置してありました。


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平成27年12月9日から平成28年3月22日まで、整備工事のため立ち入り出来ないそうです。


整備のイメージと言うことで、ふれあい広場南に看板が設置してありました。
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ふれあい広場のイメージだそうですが、見たところ現状と変わりないように思えます。
登山道東の元気広場は新しく何か出来そうな感じ。


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第二鳥居以南の参道周辺も店舗が並ぶのかな。


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大鳥居北に出来る世界遺産センターのイメージ図です。
先ずはここの予定が立たないと、駐車場の移転や整備が進みません。
とりあえずふれあい広場からと言うことでしょうか。


ふれあい広場で行われる恒例行事の内、期間内に行われるものです。
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3月第一日曜にます釣り大会。


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3月半ばに行われる鎮魂太鼓。

場所を変えるしか無いのでしょうか。

この広場は富士山の眺望が良く、電線などの邪魔者もあまり気になりません。
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シーズンには桜が咲き誇る桜の名所でもあります。


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祭りには露店が立ち並びます。


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開山祭には手筒花火が披露されます。

お年寄りや子供達が集まる憩いの場でもあります。

桜が咲く頃には完了する予定のようですので、遅滞なく進むよう祈ります。


茹で落花生もいよいよ終期

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茹で落花生と四つ溝柿はどちらも好物です。
茹で落花生は富士宮・富士あたりではつまみの定番。冷凍物は年中出回りますが、生落花生はお盆近くから出回り、今はもう終盤。とは言っても、冷凍物なら一年中手に入りますけどね。
四つ溝柿は渋柿を渋抜きしたものを売っています。これは今が盛り。
写真撮影に出かけたついでにファーマーズマーケット「う宮〜な」で買ってきました。


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う宮〜なで今日買ってきたのは、生落花生の”しなす”入り。
レジで「”しなす”ですけど?」と確認されたけれど、これが良いんです。
市販の茹で落花生は実入りがよすぎて”しなす(未熟な実)”がほとんどありません。
この未熟で柔らかな身を、茹で汁ごとすすり込むのが最高なんです。


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3%の塩水で30分ほど茹で、その後30分ほど放置して塩水を吸わせます。


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笊に上げ、水を切ります。

試しに茹でてみようという方は、ゆで時間や塩加減はそれぞれ好みがありますので味を見ながら試して下さいね。圧力鍋は調理時間が短く身も柔らかくなりますが、私は柔らかすぎると物足りなく思います。

茹で落花生は、たぶん最初は売り物にならない”しなす”を無駄にしないための方策だったのでしょう。
でもそれが美味しくて、地元ではビールのつまみの定番となっています。
産地ならではの恩恵なのでしょうね。
生落花生が出回らない地域では茹で落花生を知りませんが、保存方法が乾燥しか無い時代の名残なんでしょう。

先日静岡県内ローカル放送で、千原せいじが自分の無知を棚に上げて茹で落花生をぼろくそに言ってました。言わんでもいいことを言って、どうやら敵を増やしましたね。

しなす入り茹で落花生も、いよいよ今期の終わりを迎えたようです。


以前行った茹で落花生分布調査です。知られていないような反面、けっこうあちこちで食されていますよ。


へんぽらいの祭り談義 : 茹で落花生を知っていますか?

望郷 初冠雪の消えぬ間に

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雪化粧も1日で後退したので、消えぬ間に写真におさめようと白尾山、羽鮒山などを訪れました。


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白尾山は遠足などでも訪れる富士宮市街南部の丘陵地で、富士山を背景に市街を間近に見られるビュースポットです。小学校時代遠足で訪れ、ここからわが家を探したものでした。
市街の雑踏や生活の音が聞こえる所です。


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身延線高架を上り電車が走ってゆきました。
奥の鳥居は浅間大社大鳥居と第二鳥居、画面中央付近の建物は大宮小学校です。


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手前浅間大社周辺から奥の山宮工業団地まで。


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好天なので足を伸ばし、第二東名トンネル上の勘助坂付近です。


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そして羽鮒山で夕暮れまで粘りました。
少し離れた高い所ですので、市街を広範に見られ背景の富士山が美しい所です。


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中央少し下が浅間大社後背林と富士宮市民文化会館、その上左にテルモ。


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下の集落は安居山あたりで身延線上り電車が走ってゆきます。
手前の山裾から出現しますが、踏切の警報で出現が予測されます。
画面中央右側が貴船小学校、上部左が鉄工団地です。


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夕陽に染まりました。雪化粧が大きくなるのが待ち遠しいです。



タイムラプス動画で羽鮒山の夕暮れを撮りました。


展望のよい所ですので夕景夜景を撮りに訪れますが、電気もここまでは届きません。
足下を照らす明かりは必須です。

深まる秋に期待は膨らみます。

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