へんぽらいの祭り談義

富士山とふるさと富士宮市の風景、祭り・催し、自然、生き物などをSNSなどネットに発信し、多くの写真で紹介しています。

気象・天候

へんぽらいとは富士宮弁で変わり者のこと。ライフワークの祭りを通してふるさとの今を発信し続ける、心ある変わり者で有りたいと思います。
様々な祭りをご紹介するWEBサイトはこちらです。
http://maturi.info/

雨上がりと遅れた花 ビジョナデシコ

雨が上がり、やっと陽射しも見られました。

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ビジョナデシコ(アメリカナデシコ)はもう種になっているのに、遅れて咲いた花が1輪。


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ずいぶんと遅れたものです。



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枯れかけて最後の力で葉を伸ばしたイチジクです。この実も熟するまでは行かないだろうな。



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サルスベリが咲き始めました。



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シオカラトンボが庭を占有しています。



独り遅れて咲きにけり : へんぽらいの祭り談義

笠雲

今朝は雲隠れする前に、富士山に会えました。

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少し霞みながら、富士山は笠を被っています。笠雲は天候の崩れる兆候ですから、天気予報を見てみました。
予報では、夜から雨。明日のお昼頃まで傘マークが並びます。


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今年はまだ台風が発生していないそうです。
災害になるようなものは困りますが、台風がもたらす雨水が無ければ干ばつの恐れも出てくるとか。


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昨日の紫陽花の萎れも、その前兆でなければ良いのですが。


ともあれ、ほどほどのお湿りは恵みの雨。
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クローバーが一気に生長するのが雨の後だと実感しています。

笠雲は大気の湿度が上がると、富士山に沿って上昇するにつれ温度の低下で結露して雲となるもの。
はたして恵みの雨となりますでしょうか。




へんぽらいの祭り談義 : 夕富士 2016.6.11

山旗雲

平成28年6月2日
この季節にしては珍しく、朝から風が吹き荒れています。


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天気も良いのでさぞかし富士山がきれいだろうと覗いた所、意外にも多くの雲が滞留しています。


山旗雲と言うようで、コトバンクの日本大百科全書(ニッポニカ)の解説を引用しますと

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山旗雲
やまはたぐも

山の頂上または稜線(りょうせん)から風下側に向けて旗が翻るようにかかる雲。旗雲ともいう。山を越える気流が山頂で剥離(はくり)し、風下側の斜面を昇る気流が生じるときに発生する。風が強いときに見られる。[木村龍治]

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と言うことです。


風下側に雲が吹き寄せられるのは良く見る光景です。
でも山旗雲という強風で見られるこの雲は、待てど暮らせどなかなか消えてくれません。


そう言えば、以前月明かりの下でこの雲を見た事があります。
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平成26年2月15日の大雪が明けた満月の夜、白尾山から見た光景です。
強風が靄を吹き払いクリアーな大気の中、強風が富士山の風下側に雲をはためかせていました。
しばらく待っていましたが雲は居座り、あきらめて帰ったのを記憶しています。

風のうなりがまだ聞こえています。
これから梅雨も始まり、夏に向けて富士山の見える日は減ってゆきます。
このへんで雲が吹き払われた富士山の姿を、出来れば見ておきたい所です。

へんぽらいの祭り談義 : 夕富士と雲

夕富士と雲

今日5月18日夕刻の富士山です。

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雲がちょっと良い感じでした。


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雪解けも順調な様子です。


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すっかり夏富士のよう。


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ちょっとユニークな雲でした。

桜咲く日に晴れますように

書類作りの夜なべ明けで、少し眠るつもりが寝過ごす所でした。

目が覚めてネットをチェックすれば、雨上がりで富士山が顔を見せているとのSNSの書き込み。
出遅れたかと思い慌てて外に出ると、薄雲を背景に富士山の姿が見えています。
こうして姿を見るのも3月8日以来でしょうか。
あの日も午後には隠れてしまいましたが。


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今日3月13日の富士山です。
高層の薄雲の影が雪面に落ちていますが、姿はしっかり見えています。
何とか間に合いました。
富士山の南側では雨上がりに陽射しを受けると水蒸気が上昇し、晴れてはいても雲となって富士山を覆うのです。朝方は見えていても、午後には雲隠れしてしまうことが多いのです。



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ここ富士宮市中央図書館からは、手前に高いアンテナや古びた屋根などもありますが浅間大社の後背林越しに富士山を見ることが出来ます。



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アップで見れば山襞の状況まで見えます。冬場の風が強く空気の澄んだ日には、その迫力に驚かされます。



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今はこのぐらいで青空も見えていますが、午後には曇ってしまうでしょうね。
春先の雪は湿気を帯び、風に吹き飛ばされることも無く案外長持ちします。



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2008.4.1 浅間大社境内の神田川ふれあい広場入口より

桜の頃晴れてくれれば、このような雪化粧の富士山と桜の見事なコラボレーションを楽しめるのですが、花の盛りにきれいに晴れるとも限りません。
これも運でしょうか。





へんぽらいの祭り談義 : 春の雨上がり

富士山の日

2月23日は富士山の日。
ところが富士山は笠をかぶっています。予報では今日は曇り、天候も笠雲が示すように下り坂のようです。


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浅間大社後背林越しの笠雲の富士山です。
この写真を撮っていたら、近くを子供が歩いて行きました。
「あれ?」と思って調べたら、「富士山の日」なのに、静岡県の休校日の方が気になるw(NAVERまとめ)なのだそうです。
静岡県だけ学校がお休みなのだとか。



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笠雲は天気が崩れる兆候といって、湿度の上昇による天候の悪化を示します。
今夜は満月だというのに、月明かりの富士山はおあずけなのかな?



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宮本区民館と富士宮市中央図書館越しに見える笠雲の富士山です。



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当展屋根越しの笠雲の富士山。



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市民文化会館駐輪場植え込みのツバキです。
つやつやと光る葉が青空に映え印象的でした。



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ちなみに、当店佐野写真館店頭のディズプレーを富士山の写真に替え、ミニ写真展を2月29日まで行っております。富士宮市民文化会館東隣で西門通りに面しておりますので、ついでがありましたら御覧下さい。


へんぽらいの祭り談義 : 富士山の日写真展

積雪状況の変化

積雪状況の変化を比較しました。
このところの気温上昇の大雨で積雪状況が少し変わりました。


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2月8日
山頂部付近の尾根筋の雪が吹き飛ばされている所もありますが、沢筋の雪がくっきり見えます。


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2月16日
山頂部の雪は厚く見えますが、下の沢筋の雪がかなり薄くなっています。
春を思わせる気温上昇と大雨で融雪が心配されたのですが、雪が厚くなった所と融けた所が標高で分かれたようです。
昨日は風も吹き荒れていましたが、意外と飛ばされていないのは極寒期のパウダースノーでは無かったのかな。

天気も雲もせわしなく動いています

昨日までの暖かさと大雨で、降雪か融雪かと気に掛けていた富士山です。
今朝も雨が降ったかと思えばじきに晴れ、今は強風に雲もせわしなく流されて行きます。


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富士山は少し顔が見えたと出かけたら、あっという間に雲に飲まれました。
珍しいことに雲行きはいつもの西から東で無く、東から西に流れています。
昨日春一番の報がありましたが、今日の風もその所為かも。



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その後の雲が切れた所です。
雪面のまばゆさはしっかり化粧直しした証拠でしょう。


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また次の雲が押し寄せてきます。



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また飲み込まれてしまいました。

夕焼け飛行機雲大きく曲がる

昨日立春の夕空を見ていた所、薄雲漂う西空にまっすぐ長く伸びた飛行機雲を見つけました。

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屋根のラインに沿うように伸びて行く飛行機雲を見ていたら、



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大きく左に曲がって行きました。



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その拡大画像です。

ネットで検索すると多少曲がるぐらいなら案外あるもののようですが、見ると曲がり具合はいずれもゆるいカーブで、ありがちなことかとも思えます。でもこの曲がり方はかなり急なカーブです。おまけに街灯左には飛行機雲の下に沿うような黒い線が見られます。
ちょっと不思議に思えました。



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こちらは10月に見た、大きく曲がる飛行機雲です。
左の飛行機雲もこの後大きく左にカーブを描いていたと聞きました。

たまに見かける物が珍しい物かありがちな物かまでは判断材料が乏しいので、何とも言えません。
でも、このように大きく曲がる飛行機雲って、案外ありがちなのかもしれませんね。




へんぽらいの祭り談義 : 赤富士と不思議な飛行機雲

ちょっと顔見せ

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ようやく晴れ、雲の合間から富士山が顔を見せました。
雨が上がり晴れた日は、案外雲が立ち上り富士山が見えないことが多いです。
風が強ければ水蒸気は吹き払われ、1月19日のように空は青く雪がまぶしい絶好の富士山日和となるのですが、今日は風も弱く今は雲が勢いを増しています。


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雲の切れ間に姿が見えても、またすぐに覆い隠されてしまいます。
剣が峰のあたりで何かがきらっと光りました。


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むくむくと伸び上がる雲に、富士山は今にも埋もれそうです。


今までの観察でも太陽が傾き水蒸気の上昇が収まる頃には、富士山もやっと顔を見せてくれるものです。夕刻天気が良ければ雲は消え夕陽に染まる富士山が見られそうです。


今日の紅富士は何処で見ようかな。



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