へんぽらいの祭り談義

富士山とふるさと富士宮市の風景、祭り・催し、自然、生き物などをSNSなどネットに発信し、多くの写真で紹介しています。

クマゼミ

へんぽらいとは富士宮弁で変わり者のこと。ライフワークの祭りを通してふるさとの今を発信し続ける、心ある変わり者で有りたいと思います。
様々な祭りをご紹介するWEBサイトはこちらです。
http://maturi.info/

セミの試練

セミの一生で最大の試練は、やっぱり羽化でしょうか。
アリに邪魔されることもあるでしょうが、致命傷となる一番大きな原因は落下でしょう。

幼虫は体を保持するために入念に場所を選び、脚の爪を食い込ませて足場を固めます。
足場を固めて羽化体勢をとってから邪魔が入ると、もう足場を固め直すことが出来ません。
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この幼虫がまさにそれでした。
捕らえられた時にはもう羽化体勢だったため、何かにつかまることさえ出来ません。
植木に真綿を巻き、仮の足場を作って前肢を絡めました。


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背中が割れ、殻から抜け出します。


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体が抜けてもなお反り返り脚を引き抜きます。


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引き抜いてしばらく硬化するのを待ってから、おもむろに体を起こし、殻にしがみつきます。


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今まで殻の中で抜け出した体を支えていた腹部を引き抜きます。


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前脚2本で殻につかまり、ぶら下がって翅を伸ばします。
まだ体も固まらないこの時、風に吹かれたらひとたまりも無いでしょうね。
こんな危うい状態で、ひたすら伸ばした翅と体が固まるのを待ちます。

無事に成虫になるためには、かなり危ういところを通過しなければならないのですね。



羽化をピックアップしてご紹介しています。

炎天下大声で鳴き続ける蝉たちも、こんな試練をくぐり抜けたのですから多少煩いのは大目に見ておきましょうか。

クマゼミ羽化を動画で撮影

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隣の植え込みでクマゼミ幼虫を見つけたので、羽化を動画撮影しました。


実際は1時間ちょっとかかっていますが、動画編集で20倍速にしてありますので3分ほどです。
身震いしながら殻から抜け出す姿、まだ伸びたばかりで固まっていない翅の青い色の美しさ、実際に貼り付いて観察することをお薦めします。



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梅雨明けと蝉

本日東海地方は梅雨明けと発表されました。
台風明けの天気は今ひとつすっきりとしませんでしたが、いよいよ暑い夏が来ます。

近所で今年初の羽化は7月13日のクマゼミでした。
その後はなかなか姿が見られず、見つけた抜け殻も3つぐらい。


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梅雨明けの声を待っていたかのように、今日は多くのクマゼミが羽化していました。



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擬木の灰皿は羽化するには丁度良いと見えて、毎年多くの抜け殻が見られます。


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中央の植え込みはクマゼミの羽化ラッシュでした。


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クマゼミの乾く前の翅の色は少し青みを帯びて綺麗です。


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ここに関しては先ずクマゼミ、次いでアブラゼミの順に羽化します。


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今まで毎日覗いていてもなかなか姿を見せずとてもじらされましたが、いよいよ夏本番です。
朝方のクマゼミの大合唱が、もうすぐ始まります。


クマゼミ羽化に遭遇

例年アブラゼミの初鳴きを聴くのが7月10日頃、今年もようやく雨の上がった7月10日富士山山開きの日にやっとアブラゼミの声を聴くことが出来ました。
それから浅間大社境内や自宅近くの植え込みを何度も覗いては、蝉の幼虫や抜け殻が見られないかと探していました。このところ気温も高く案外早く見つかるんじゃないかと思っておりましたが、空振り続き。本日やっと今年最初のクマゼミ羽化に遭遇出来ました。

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わが家の近くのこの場所は毎年クマゼミの羽化が早くから見られる場所です。
羽化したばかりでまだ体色は黒くないのですが、時間が経つと真っ黒く変わります。
体表に生えているうぶ毛は金色なので、その対比はじつに鮮やかです。


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もっと早い時間に幼虫に遭遇出来たなら、家に連れ帰ってモデルになってもらったのですが、今日のところは姿が見られただけで良しとします。

いよいよ蝉の季節が始まりました。

生態観察

ブログネタ
夏休みの自由研究、今の自分がやるとしたら? に参加中!
たとえば昆虫の飼育観察。

640

2014/08/28,13:46
カメラのデジタル化により、いちいち時間を記録しなくてもデータから時間を割り出せます。
コンデジでもマクロ撮影が綺麗に撮れ、おまけにハイビジョンで動画まで撮れてしまうのですから数年前には想像も出来なかったことです。


クマゼミの羽化をマクロで動画撮影したものです。
地上に這い出て歩き回る幼虫を家まで連れ帰り、撮影しました。
殻から身震いしながら抜け出るさまは鳥肌立つような感動です。


ツマグロヒョウモンの羽化です。
セミに比べると蝶の場合は、変化の兆しを掴むのが難しいです。
昔はじっと観察する事が苦手でしたが、歳をとって辛抱強く観察する事が苦にならなくなりました。

比較

今回改めてじっくりと観察し掴んだ、ツマグロヒョウモンの羽化の兆候です。
左が羽化前日の蛹で、右が羽化当日1時間前の蛹です。
・色の黒い蛹でしたので羽化間近の翅の色が見えにくかったのですが、前日に比べれば当日の蛹の
翅は明らかに成虫の翅の模様が透けて見えます。
・前日まではしっかり縮まっていた腹部の節が伸びています。
・背面の突起頭側の5対が前日までは金色に輝いていたものが、当日には青くくすみ輝きが失われて空洞ができはじめています。

IMGP1201-640

2014/08/28,13:22
羽化13分前です。突起の黄金の輝きは消え失せました。
もうすぐ羽化が始まります。
こういった時間の経緯も写真データに記録されていればこそ、後で整理できるものです。

あの頃こんな自由研究が出来たら、みんな驚いたでしょうね。


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