へんぽらいの祭り談義

富士山とふるさと富士宮市の風景、祭り・催し、自然、生き物などをSNSなどネットに発信し、多くの写真で紹介しています。

ヤモリ

へんぽらいとは富士宮弁で変わり者のこと。ライフワークの祭りを通してふるさとの今を発信し続ける、心ある変わり者で有りたいと思います。
様々な祭りをご紹介するWEBサイトはこちらです。
http://maturi.info/

珍事?それとも吉祥?

25日にヤモリが来訪したと思ったら、今度はトカゲが家に入り込みました。
おまけにカーテンを登るとは驚きです。


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ヤモリがガラスに貼り付くとこんな感じ。
明らかに指先が違います。


例年この時期には猫に襲われたトカゲをよく見かけますが、猫の手を逃れ必死でカーテンをよじ登ったのでしょうか。
何か良い知らせなら良いのですが・・・。


忍者の足の秘密 : へんぽらいの祭り談義

忍者の足の秘密

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壁を自由に歩き回る忍者の足。
その正体はヤモリです。
ガラスや壁に貼り付くメカニズムは、蛸の吸盤とはまったく違うみたい。
微細な繊毛や脂質が働いていると言うことですが、Chem-Stationのヤモリの足のはなし 〜吸盤ではない〜に解説が載っております。


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このように向こうからガラスに貼り付いておりました。


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こちらは平成26年7月5日の夜撮影のヤモリ。
逃げずに写真を撮らせてくれました。


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平成26年7月5日撮影のヤモリ。
貼り付いている姿を背側から見ているので、対比用として。


お盆の訪問者 : へんぽらいの祭り談義

我が庭の秋更けゆく

わが家の庭も日ごとに秋の深まりを感じます。

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ミヤマアカネが来訪。赤とんぼの中で最も美しいとされるんだとか。
庭を横切る電線に止まっていました。


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ホテイアオイの花です。
わが家ではメダカの水槽に入れて、隠れ場所産卵場所として使っていました。
綺麗な花を咲かせますが、越冬出来ずに枯れてしまい、毎年春先に苗を購入しています。
でも、今年お向かいさんにいただいた野生のホテイアオイは毎年枯れずに越冬しているそうです。
今度越冬実験でもしてみようかな。


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酔芙蓉もいよいよ花数が減り、蕾も見つけにくくなりました。いよいよ終期です。
花が終われば枝を全部切り落としますが、強いもので翌年も沢山の枝を伸ばし繁らせ、多数の花を咲かせています。伐った枝をビニール袋に入れて保存し、翌春挿し木をした所、みごとに根付きました。今の木一本でかなり枝を広げます。これ以上植える場所も無いので、呼びかけて貰っていただきました。庭に植えたいという希望があるようなら、また挿し木をしてみます。


今夜家内が言うには、食卓のある部屋でヤモリの子供を目撃したとのこと。
離れでは目撃しましたが、母屋では表の通りに面した窓ガラスに外から貼り付いているのを見たきりです。いよいよ家の中に姿を見せたので、ちょっと注意して見守ろうと思います。
猫二匹には丁度良い獲物でしょうから。


お盆の訪問者

子供の頃聞いたのは「お盆にはご先祖様の霊が生き物に姿を変えて帰ってくるから、殺生はしてはいけない。」と言うこと。
だからお盆だけは、虫を見かけても手を出さないようにしていました。
でもそんな時に限って、よく家に入り込むのがカマキリでした。
この頃になるとカマキリも大きくなって、かなり目立つので印象に残っているのでしょうか。

霊が生き物に姿を変える、あるいは姿を借りる。
そんなことがあるのかもと、思ったことがあります。

末期癌で亡くなった叔母のことです。
作品と研究記録の展示会を開きたいという生前からの念願を、昔からのお友達に実現していただきました。存命中にできればよかったのですが間に合わず、
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偲ぶ展という形で富士宮市民文化会館で展示を行いました。存命中親交のあった皆さんに案内を送らせていただき、盛大な展示会となりました。
この会場内に1匹の蠅が紛れ込みました。会場内をせわしげに飛び回り、来場した友人を案内するかのようで、姉と話したものです。「あれって叔母ちゃんかも知れないね。」って。
お客様でもあり、お友達として長いつきあいのご婦人が来場した時、奥から受付まで飛来して歓喜するがごとく飛び回りましたので、姉と顔を見合わせ「やっぱり!!」。

そんなことがあってから、家に入り込む虫にはちょっと気を遣います。


今年お盆前日のことでした。
風呂から出た息子が、ヤモリが居たと言うのです。
壁から網戸に移り、飛び降りて姿を消したそうです。

今でこそときおり見かけることがありますが、昔はその姿を見ることはありませんでした。
生き物の分布も若い頃と比べると、ずいぶんと変わりました。
昔見られなかった蝶、ツマグロヒョウモンは今では普通種として当たり前に見られ、ナガサキアゲハも年に何度か来訪します。今ではやかましいばかりのアオマツムシの声も、市民文化会館が出来る前にはこのあたりでは聞いたことがありませんでした。
ヤモリの姿を見るようになったのも、そんな影響でしょうか。

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写真は昨年7月5日に表通りに面したガラス窓で撮影したヤモリです。

あぁ、そう言えば初めてヤモリの姿を見たのは、亡くなった叔母の荷物を整理している時でした。
お盆で、叔母さんが帰ってきたのでしょうか。



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