10月23日の祭り準備は何とか予定通り進み、概観は整った。
山車の飾り付けや各種幕、テントなどは次週と祭り前夜で仕上げればいい。
とりあえず一段落と言ったところだが、翌日の出席の少ない事といったらなんだか不安を感じさせるほどだった。
放送設備が山車にセットされ、現在テスト中。
囃子の練習も頭数が少ないので、今日は室内で行う。
人の出が少ないと不安になるのはいつもの事だが、祭り本番になれば何とか人は集まっている。人がいなければそれなりに変更して行えばいい。背伸びや無理をする事は愚の骨頂だ。祭りが楽しみでなくなって人が出なくなったなら、それは運営の誤り。根本を見直さなければならないだろうが、世帯数減少や子供の減少、祭り仲間の他界など悲観的な事も増えてきた。
出来るようにやるしかない。希望者がいれば囃子を教えて町内だけでも練り歩く。
一番簡素な形だが、そこまでなるには当分かかるだろう。
なるようになる。
とはいえ、最近不気味なものを見る。
23日の夜食事を終えて区民館に帰る際に区民館越しの空に、不気味な黒雲が見えた。
空一面は白っぽい雲に覆われているのだが、一部黒い模様が見えた。
なんだか顔のようにも見える。不気味だ。
これは25日夜に見かけたオオゲジだ。
大型のゲジゲジで身体だけで7センチぐらい。前後の触覚の先まで入れれば20センチはありそうだ。小さなゲジは何度も見た事がある。しかしこの大きなものは初めて見た。
気持ちの良いものではないが、害虫などを食べてくれるという。
これは23日に見た好戦的なカマキリだ。
人に向かって鎌を振り上げ威嚇する。
ここまで気性の激しいものも初めて見た。
身のまわりに起きた珍しい事を何かのしるしと見るなら、こんな事はどう判断したらいいのだろう。
悪いしるしでなければいいのだが・・・。