平成28年5月22日、待望の満月はよく晴れました。
でも家から富士山を見やると、霞んでよく見えません。
こんな夜は街からの夜景はあきらめ、富士山に近づくに限ります。

この季節は花も紅葉も無いけれど、雪化粧が消える前最後の好機です。

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最初に訪れたのは、富士山中腹にある西臼塚駐車場です。
ここには灯りがありませんので、星を見るためによく訪れます。
月夜なので見える星は限られますが、闇夜には満天に星が輝きます。



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ここまで来ると霞みも薄く、月もクリアーに見えます。



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次に訪れたのは、裾野市の水ヶ塚公園です。
登山シーズンにはシャトルバスの発着場となり駐車場も有料となりますが、短時間の駐車は無料です。登山期以外は無料開放されており、冬には雪遊びなどで親子連れが訪れます。



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ここからは宝永火口が近くに見え、登山シーズンには火口と左稜線の間をジグザグに上る登山者の灯りもきれいに見えます。



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富士宮市上井出の富士桜自然墓地公園からは、大沢崩れが近くに見えます。
墓地の入口に峡谷状の調整池があり、橋が架かって橋の向こうに墓地入口のゲートが有ります。




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白糸の滝展望場から。
今は新緑に覆われ鬱蒼としていますが、晩秋の紅葉時期はきれいです。
太陽や月の位置と水しぶきの状態によっては、滝壺に虹が見えることもあります。
もっと時間が遅ければ、月虹(月明かりの虹)が見えたかも知れません。



今年は雪解けが順調なので、次の満月には雪が見えないかも知れません。
雪の無い富士山もまた違う魅力はありますが、物足りない感は否めません。
次に冠雪し雪が定着するのは11月頃でしょうか。

それまでに「剣が峰と月を重ねて大きく撮る」ための練習を、頑張らねば!!



へんぽらいの祭り談義 : 月夜待ち