へんぽらいの祭り談義

富士山とふるさと富士宮市の風景、祭り・催し、自然、生き物などをSNSなどネットに発信し、多くの写真で紹介しています。

へんぽらいとは富士宮弁で変わり者のこと。ライフワークの祭りを通してふるさとの今を発信し続ける、心ある変わり者で有りたいと思います。
様々な祭りをご紹介するWEBサイトはこちらです。
http://maturi.info/

星空に憧れる

水ヶ塚2-640
最近なんだか星空に惹かれます。
どうやらYoutubeで見た「星めぐりの歌」の背景に使われていた刻々と変わる星空のムービーがとても素敵だったから、たぶんその所為なんでしょう。
先日のヒメボタル撮影で常用カメラのCCDがお亡くなりになり、修理には出したもののあんな星空の写真やムービーを撮りたいと、新たなカメラを物色しました。


カメラ
そして決めたのがこれ、ペンタックスK-3です。
撮像素子シフト形式の手ブレ補正は、オプションのGPSユニットと組み合わせる事で星の移動を追尾することが出来ます。
へんぽらい - 星空とペンタックスK-3





inck3さんがyoutubeにアップしたムービーです。

何時の日か素敵な星空に出会い、それをこんな風に記録できたらというのが今の私の夢です。

富士山に天の川を見に行く - 1

DSCF8322+
月夜には月明かりに照らされた富士山を見に行くのが恒例行事で、富士山中腹の西臼塚駐車場や水ヶ塚公園にもよく訪れました。
でも月夜だと月明かりに負けて、見える星は限られます。いつか月の無い夜に天の川を見に行こう、出来る事なら写真に撮りたいと思っていました。

肉眼にもうっすらとしか見えない弱い光の天の川を撮るには、撮影感度を上げるか露光時間を長くかける必要があります。でも感度を上げると暗部にノイズが乗り、ざらざらした画面では星かノイズか紛らわしいものです。露光時間を長くかけると地球は回り星は移動し、星の光は点で無く線になってしまいます。
専門家は星の動きを追跡する装置を使用してブレの無い明るい星の写真を撮りますが、装置は素人には手の出ない物でもあります。
そんなところにカメラが壊れ、いよいよ新しいカメラが必要になりました。カタログなどで調べると高解像度高機能の最新機種にはとても手が出せません。現在使用している機種より高解像度高機能で何か魅力のある機種をと探すと、手ぶれ防止装置とオプションのGPS装置で星の疑似追尾ができるものがありましたので迷わずこれに決めました。

満月と流星群は台風や大雨で撮影できませんでしたが、8月18日にやっと空が晴れましたので富士山まで出かけました。

IMGP0198
西臼塚駐車場から見た富士山と星空です。
広い空を見渡すために魚眼レンズを使用しています。

IMGP0204
南の空の天の川を撮影したもの。

機械の使用方法は説明書で読んだものの、撮る時になればあれこれ判らない事だらけ。
初回はこんな感じでした。

光無き月(皆既月食)

2011年12月10日は皆既月食が見られた日で、スライドショーで紹介した記事を書いたのを憶えています。
皆既月食と富士山 : へんぽらい写真日記


この日紹介したスライドショーを再掲します。


皆既月食で月が影に入ってしまうと、うっすらと赤い他より大きな星になってしまいました。
DSCF0071

月とオリオン座です。
通常、月夜には星は光を失うというか、光の弱いものは月の光に圧倒されて見えなくなってしまうものです。でも月自体が食で光を失うと、周囲の星もじつに良く見る事が出来ます。
上左側の少し大きいのが月食で影に入ってしまった月、下左側にあるのがオリオン座です。

全面に光を受けた満月は煌々と輝き宵闇を照らす大きな存在ですが、こうして見ると光の無い月は案外小さいものなんですね。

21世紀前半に日本で見られる皆既月食によれば、今年2014年10月8日にもこの皆既月食が見られるそうです。
2011年12月10日は皆既月食の時刻が真夜中でしたが、今年の皆既月食は宵の口に見られるそうですので、お子さんと一緒に御覧になってはいかがでしょうか。


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