へんぽらいの祭り談義

富士山とふるさと富士宮市の風景、祭り・催し、自然、生き物などをSNSなどネットに発信し、多くの写真で紹介しています。

望郷

へんぽらいとは富士宮弁で変わり者のこと。ライフワークの祭りを通してふるさとの今を発信し続ける、心ある変わり者で有りたいと思います。
様々な祭りをご紹介するWEBサイトはこちらです。
http://maturi.info/

白尾山 - 故郷の山

PNTX2031

私にとっての石川啄木が歌うありがたき故郷の山は、何と言っても富士山だ。
仰ぎ見る姿は美しく神々しい。



NKN_3628-1200

月の明るい夜に富士山を仰ぎ見るのは、麓に住むものの特権かも知れません。
眠りにつこうとする街を両手で抱え込むような、慈母の姿に見えます。




PNTX2048

一方、登ることで郷土を一望出来るのが、この白尾山。




IMGP6368

小学校の遠足で、ここから我が家を探した物です。




IMGP6370

白尾山から見た、母校大宮小学校です。




PNTX2061

富士山と街を同時に眺められ、遠足に我が家を探した幼い頃の思い出の風景となっています。



そうそう、次男が小学6年生の3月に、卒業記念の写真を撮ろうとクラスで白尾山のこの展望台に上ったそうです。
PNTX2074+2

その時にこの坂道カーブの手前右辺りで火災が起こり、プロパンボンベが火で焙られて口金が吹き飛び一気に噴き出したガスが大きな火の玉となったのが展望台から見えたと話してくれました。
当時消防団員だった私は、税金の申告会場から現場に駆けつけ消火にあたりましたが、この坂のために放水圧力が上がらず、他の分団と中継して加圧し放水しました。




PNTX2046

それにしても、変わりました。子供の頃は手前には家も少なく、身延線も高架じゃ無かったし高い建物だってほとんどなかった物です。

坂道登るのも休み休み、老いを実感させられました。



望郷 初冠雪の消えぬ間に

NKN_2880-800

雪化粧も1日で後退したので、消えぬ間に写真におさめようと白尾山、羽鮒山などを訪れました。


NKN_2881-800

白尾山は遠足などでも訪れる富士宮市街南部の丘陵地で、富士山を背景に市街を間近に見られるビュースポットです。小学校時代遠足で訪れ、ここからわが家を探したものでした。
市街の雑踏や生活の音が聞こえる所です。


NKN_2877-2-800

身延線高架を上り電車が走ってゆきました。
奥の鳥居は浅間大社大鳥居と第二鳥居、画面中央付近の建物は大宮小学校です。


NKN_2879-2-800

手前浅間大社周辺から奥の山宮工業団地まで。


NKN_2882-2-800

好天なので足を伸ばし、第二東名トンネル上の勘助坂付近です。


NKN_2891-800

そして羽鮒山で夕暮れまで粘りました。
少し離れた高い所ですので、市街を広範に見られ背景の富士山が美しい所です。


NKN_2899-800

中央少し下が浅間大社後背林と富士宮市民文化会館、その上左にテルモ。


NKN_2908-800

下の集落は安居山あたりで身延線上り電車が走ってゆきます。
手前の山裾から出現しますが、踏切の警報で出現が予測されます。
画面中央右側が貴船小学校、上部左が鉄工団地です。


NKN_2929-800

夕陽に染まりました。雪化粧が大きくなるのが待ち遠しいです。



タイムラプス動画で羽鮒山の夕暮れを撮りました。


展望のよい所ですので夕景夜景を撮りに訪れますが、電気もここまでは届きません。
足下を照らす明かりは必須です。

深まる秋に期待は膨らみます。

記事検索
月別アーカイブ
  • ライブドアブログ