登山道勢揃い
雪化粧は無いものの、富士山がいつになくきれいです。
祭典本部舞台から
式典前の整列
祭典本部舞台から挨拶するミス富士山。
一斉囃子の前唄を吹くのは、青年協会長所属町内の囃子方です。
一斉に囃子が奏されます。
本部前の盛り上がり。
富士山は赤く染まりました。登山道の山車整列も移動に備え人形を格納しました。
1回目競り合い場所に山車が移動します。
共同踊りが始まりました。
参加区は一緒に大きな輪を作って踊ります。
そして第一回目の競り合いです。
西端の志ほ川そば店前では湧玉宮本と湧玉神立が競り合います。
伝統的な囃子で競う競り合いですので、山車を接近させた後は山車を固定しせり上げを上げます。
以下立会人の視点でこの競り合いを紹介します。
湧玉神立囃子方
湧玉宮本の囃子方
山車間隔はこのくらい。
湧玉神立の人形は加藤清正
湧玉宮本の飾り物は諫鼓鶏
山車を固定しての競り合いですから迫り上げを上げています。
迫りを上げたまま山車を動かすことは、電線に引っかけたり山車の昇降装置を損なうおそれがありますので、競り合いを終了させる前にまず迫り上げを下ろすよう指示を出します。
山車前の梃子方です。
競り合いが終わると立会人の挨拶が行われ(判定が行われることもある)、和議がおこなわれます。
続いて踊りが披露されます。
2区が一緒に同じ曲を踊ることが多いようですが、湧玉神立と湧玉宮本の間では交互に踊りを披露します。まるで踊りの競り合いのようです。
先に披露したのは湧玉宮本。
次いで披露したのは湧玉神立。
第2回目の競り合い場所に移動します。
湧玉琴平が西進してきました。
湧玉琴平の囃子方
湧玉神賀の山車とすれ違いました。
湧玉大中里とすれ違いました。
第2回目の競り合いは静銀前で湧玉羽衣と行います。事前の確認。
湧玉宮本
湧玉羽衣
湧玉宮本が山車を寄せます。
湧玉羽衣が山車を寄せます。
接近させると山車を固定して競り合います。
湧玉宮本の山車は固定するとせり上げを上げます。
湧玉羽衣の山車も固定するとせり上げを上げます。
山車前の梃子方
競り合いを終えると立会人が挨拶し、和議となりました。
そしてこれも交互に踊り披露でした。
先ずは湧玉宮本の踊り
次いで湧玉羽衣の踊り
湧玉羽衣の踊りフィナーレは子供がなだれ込み、「いい湯だな」。
楽しい踊りをありがとうございました。
この後、十字街から退出し自町内に無事帰り着きました。
へんぽらいの祭り談義 : 平成27年富士宮まつり中日曳き回し湧玉宮本-2