消防ポンプ車3台による中継で、防火水槽から坂の上の防災ヘリ発着所まで水を送り、発着所で防災ヘリに水を補給。
防災ヘリは火点に飛来して、水を落下させました。

水を落とし飛び去る防災ヘリです。

貯水槽から送られた水を、中継し加圧して次のポンプに送り出す第三分団です。

防災ヘリに給水。満水で止めの合図が出されました。
富士山とふるさと富士宮市の風景、祭り・催し、自然、生き物などをSNSなどネットに発信し、多くの写真で紹介しています。
1月8日は富士宮市の成人式だった。
隣の富士宮市民文化会館では二中学区の成人式が行われ、城山区の囃子方が富士宮囃子で新人を迎え入れていた。
談笑する新成人だち。
晴れ着の娘さんたちも久しぶりの再会に話を弾ませていた。
新成人の記念撮影などが朝から午後まで続き、ようやく終わったところに消防団時代の先輩から電話があった。
「聞いた?」という最初の言葉で合点した。かつての消防仲間が亡くなったのだ。
消防団入団は私と同期、年齢は彼が5歳若く消防団活動は23年に及ぶ。三分団詰め所の移転新築、ポンプ車の新調も彼が分団長の時だった。さぞかし大変だったと思う。卒業してからは、分団の新年会などで顔を合わせるのが楽しみだった。
彼の癌が発症したのは一昨年ぐらいだったろうか。かなり危ぶまれる状態だったようだが、さまざまな治療と療法で軽快し、昨年の三分団新年会では元気な顔を見せてくれたので、安堵したものだった。
それがリンパに転移して末期癌で入院したという彼の見舞いに、かつての消防団仲間で病院を訪れたのは一月ほど前のこと。少しやつれた顔だったが、処方された薬の効き目か辛そうな顔も見せず、消防団時代の昔話に相づちを打っていた。
医師には余命を年内と宣告されたと言うが、まだ頑張るんだと言っていたとおり、正月と出初め式を見届けて旅立った。
今夜の通夜と明日の告別式を、消防仲間で揃って見送る。
彼のご冥福を祈りつつ
合掌
平成24年1月7日に富士宮市消防出初め式が行われました。
整列する団員たち。
表彰を受ける代表者。
梯操隊による梯子乗り演技披露
消防団記念撮影は2年に一度行われ、消防団O.Bということで私が承っている。消防団本部員、市長、消防長、女性消防団員、各分団の分団長などがこの写真に写る。2年前より人数が増えたと思ったら旧芝川町との合併で、分団長が増えたからだった。
ラッパ隊記念撮影は初めてのことだが、ラッパ隊長が勤続25年を節目に今年で退団するとのこと。私とラッパ隊長が現役のラッパ隊員だった頃、現消防団長がラッパ隊長だった。団長も交えての記念撮影は退団するラッパ隊長にとっての良い思い出になるだろうな。
私の出身分団第三分団の記念撮影だ。
この夜の新年会に消防委員として出席することもあり、急いで仕上げ届けた。
梯子乗り演技披露も記録のついでに三脚に据えてビデオ撮影していた。
写真を撮りながらなので時々画面からはみ出してしまうのはご容赦願いたい。
富士山御神火まつりは、毎年8月第一土曜日に行われます。
平成23年は8月6日が富士山御神火まつりの実施日。
夕刻より取材に出かけました。
富士宮神輿会が先頭を切って町に繰り出します。
浅間大社を出た御神火台は東西に分かれ、目抜き通りを進みます。
沿道から時折浴びせかけるのは、火にあぶられる乗り子を冷やす愛の水なのです。(たぶん)
沿道に待機する消防団からも愛の水が。
休憩中に火勢を調節します。
最初に町に出た神輿会ですが、川を上るのはしんがりとなりますので川上りまで火をキープしなければなりません。
神輿会の囃子隊です。ビニールは、浴びせかけられる水から太鼓を守るため。
女性だけの女神輿です。
富士宮市職員による会。
頭火会(とうかかい)
沿道で警備にあたる消防団第2分団。服の色が違うのは元2分団長で今はボーイスカウトの面倒を見ている篠原君。
消防ポンプ車は脇道に配置して火の警戒をしています。
私が消防団を卒業してからはや10年。在籍当時は第一方面隊の偶数分団と奇数分団が開山祭の手筒花火と御神火まつりに別れて警戒をしていた物でした。翌年には担当を交代して警備しておりましたが、たぶん今でも変わらないのでしょう。
夜の川上りは最近では早くから場所取りが並ぶので、練りにいつまでもつき合うわけには行きません。このあたりで別れ、川上りの会場に向かいます。
7月1日に開山祭の手筒花火が浅間大社境内ふれあい広場で行われました。
例年、この日にはミスコンテストも行われていたため、手筒花火の開始は午後9時頃でしたが、ミスコンテストが燈回廊の日に移転したため、時間が早まって午後8時開始となりました。
警備の消防団は、第一方面隊の奇数分団。
と言う事は、偶数分団は御神火まつりの警備にあたるのでしょう。
こちらは写真と並行して撮ったムービーです。
順次手筒に点火されます。
幸い風がありましたが、風向きで煙が時折押し寄せます。
太鼓に合わせ躍るがごとく。
終盤の手筒花火は配合が違うらしく、炎の色が違います。
ひときわ明るく輝き、場内を照らし出します。
明るい火の粉が照らし出す中、取り囲む仲間がもり立てます。
歓喜
歓喜
そして最後の1本。
まばゆい火の粉の中に何を見ているのでしょうか。
日が小さくなりやがて終演。
次の出番は地元白糸の文殊祭典。
ご苦労様でした。
26日に毎年恒例の浅間大社の文化財防火訓練があった。
先日日程を聞いていたのだが、同業組合の会議で静岡に出かけ取材できなかったのは残念だ。
一昨年の写真をご紹介しておこう。
富士宮市消防団第三分団は詰め所を浅間大社境内に置く分団なので、浅間大社の文化財防火訓練には必ず参加している。神社に事あれば真っ先に駆けつけるために、以前詰め所が西鳥居脇にあったときは道路と反対側の神社側にもシャッターがあった。
火災発生の報で駆けつけ、湧玉池にポンプ車を着け揚水する。
仮想の火点に向けて放水する。
楼門内のテレビや新聞に載りやすいところはだいたい本署隊が配置するんだよな。
終了後整列をして講評を聞く。
今年は取材できなかったが、例年この様に行っているので大きな違いもたぶん無いだろう。
私は浅間大社青年会には昭和49年1月の発会から40歳で定年退会するまでお世話になり、昭和55年から21年間消防団第三分団に所属していた。
1200年余の歴史を誇るこのお社を、微力ながらも守って行くつもりだ。
1月8日に行われた富士宮市消防出初め式から、はしご乗りを紹介する。
富士宮市城山運動公園が消防出初め式の会場。
梯子隊のはしご乗り演技はまずこの会場で披露される。
雪化粧した富士山を背景に、まず梯子が立てられる。
はしご上で披露される演技。眺めはさぞかし絶景だろうな。
富士山を背景に、決まった!
3人が松の枝振りを体現する。
見ている方がハラハラする。
しめくくりは”火の用心三唱”だ。
その後、会場を浅間大社境内ふれあい広場に移して、はしご乗りを披露する。
雲一つ無い日本晴れ。最高の一日でした。