PNTX2315-800

昨年の富士宮まつり本宮登山道勢揃いです。

富士宮まつり」という私が管理している公式サイトではXOOPSを使用しています。
googlemapへの多数個所マークが出来なくなり、XPwikiをアップデートしようとしたら画面真っ白となりました。祭りが迫りつつある現在、サイトが見られない状態は避けなければなりません。

単純に元のプログラムをアップしただけでは治らず、途方に暮れました。

ともかくこのままではサイトの役目を果たせませんから、ネットを検索し早期の復旧を試みました。
データベースを使用したXOOPSはとても便利でブラウザ上から更新でき、様々なモジュールを選びサイトに多様な機能を連動させられます。

しかし、高機能ゆえに中身の理解出来ないブラックボックスのようなもの。
スタイルシートやhtmlタグで構成すれば、内容の理解は何とかできるもののデータベースを使用したシステムは、壊れると素人ではなかなか対処できません。

表示出来なくなったモジュールと関連の書き換えた部分を、元の状態に置き換えて見ましたがそれだけでは復旧しません。
各種設定をする管理画面を何とか表示させたいと思い、XOOPSを置いたURLに”admin.php”を加えて呼び出してみると、管理画面だけは表示されました。
エラーの原因を探るために一般設定を開こうとすると、真っ白になります。
モジュール管理でシステム管理のみ残して、他のモジュールを非アクティブにすると、XOOPSのトップページだけは表示されました。
一つずつアクティブにして、原因となるモジュールを探してみると、一部モジュールは正常に表示されますが、問題があるのはやはり書き換えたxpwikiモジュールでした。
これをアクティブにすると、トップページさえも真っ白になります。

このページが真っ白になる症状の対処法を探したところ、いくつか見つかりました。
デバッグモードにしてエラー表示から問題箇所を探すというもの。
真っ白になって一般設定には行けず、デバッグモードに出来ません。

こんな時の対処として"mainfile.php"に次の1行を書き足すという方法もあります。
define('OH_MY_GOD_HELP_ME',true);
試みたけれど、エラーが返されました。
使用しているXOOPSのバージョンが古く対応していないのが原因です。

問題のモジュールを提供しているサイトで発見しました。
PHP4への対応はメンテナンスを終了したとのことで、PHPのバージョンは5.3以降に変更を勧めています。調べたらバージョンは4.3.9でした。

これかな?

今度はレンタルサーバーの管理画面で、PHPのバージョンをサーバー会社が推奨している5.6.22に切り替えるとXOOPSの画面は表示されましたが、エラーメッセージが画面を埋めます。
PHPのバージョンを5.2.17に変更したところ、多少のエラーメッセージは表示される物のなんとか復旧しました。

モジュールを全てアクティブに直しても今度は画面が真っ白にはならず、以前に不調で使用停止していたモジュールも問題なく動作しています。

復旧にかかった期間は2日ほど。
とりあえず一息つきました。

一旦不調になった際には、比較的対処が可能なスタイルシートとhtmlタグで構成するシンプルなサイトへの変更を考えます。特に今回は祭りも迫ったところでのトラブルで、それを痛感させられました。

ところが動作を確認しながらページを更新していると、その快適さをあらためた実感します。順調に動作しさえすればXOOPSの便利さはやはり捨てがたいもの。
これからもXOOPSベースで行く事になりそうで元の木阿弥です。

でも公式サイトゆえ、サイトの不調は避けたい物です。
緊急用に必要最小限のhtmlベースのページは用意しなければならないでしょうね。

※googlemapへの多数個所マークは、wiki記述が崩れていたのが原因でした。
なんとか表示出来るようになったのが、こちらです。
祭典実施町内の会所または区民館をマークしてありますので、ご参考まで。