へんぽらいの祭り談義

富士山とふるさと富士宮市の風景、祭り・催し、自然、生き物などをSNSなどネットに発信し、多くの写真で紹介しています。

自然

へんぽらいとは富士宮弁で変わり者のこと。ライフワークの祭りを通してふるさとの今を発信し続ける、心ある変わり者で有りたいと思います。
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2年目の稲

 
毎年7月7日に行われる浅間大社御田植祭の最後に、早乙女が拝殿回廊に並び稲の苗を参拝者に投げるので、これを拾って持ち帰り育てます。
昨年の御田植祭で貰って帰った苗をポリ容器で育て、秋には稲が稔りました。

その容器をそのまま放置していたら、年を越してその株から新たな芽が伸びました。これが7月15日です。一度若い芽を猫に食べられたので、次の芽が伸びるにちょっと手間取ったかも知れません。

御田植え神事にならって萩の葉を土に鋤込み、稲と縁が深いメダカを入れてみました。
めだかに餌を与えることも、肥料らしいものもない狭い容器ではけっこう有効なのかも知れません。

穂が出たのが8月8日。

まだ穂は一つでした。

8月13日5-6本の稲穂が伸びようとしています。

8月23日の稲。

8月8日の稲穂は頭を垂れてきました。

続いて伸びた穂も充実しつつあるのでしょうか。

2年目の稲が今のところ順調に育っています。

このままいったら何年ぐらい続けて稔るかと、試してみたいと思っています。

 

 

雷雨過ぎて

8月20日の浅間大社祈祷殿前です。

長いこと雨が降らないのでツワブキが瀕死の状態。

そろそろ雨が欲しい所だと思っていました。

 

願いが届いたものか21日夕刻に雷雨があり、激しい降りにちょっと雨漏りが心配でしたが久しぶりの降雨に大地が潤いました。

 

 

夜半には雨も上がりいつもの巡回コースを見回りに出かけた所、虫の声が聞こえる中、南東の遠方で雷光が繰り返し光っていました。

音は聞こえませんでしたが、あのあたりは激しい雷雨だったのでしょうね。

 

深夜庭に出てみると、雲の行き交う夜空に満月が見られました。

晴れていれば月明かりの夜景を求めて徘徊する所でしたが、あまりに雲が多すぎます。

 

庭から薄雲越しの満月を撮るに留めました。

 

降らなくて困っていた所ですから、わが家の当たりでは丁度よいお湿りでしたが、ニュースによると沼津では時間あたり95ミリも降ったと言います。

ものには限度ってものがあります。

最近の天候の極端化は、未経験の想定外被害を及ぼすおそれがあります。

気をつけなければ。

 

 

夏から秋へ

夕食を終えて外に出てみると、おや?と思った。

いつもはまだまだ賑やかだった、蝉の声がしない。

それに代わって、ヒリヒリとアオマツムシの声が聞こえる。

ようやく酷暑から秋めいてきたものかと、ほっとする。

 

 

いつもの巡回コースを歩いてセミを探してみると、羽化途中のアブラゼミに遭遇した。

いつもならまだセミの声が賑やかに聞こえている所なのだが、今日聞こえてきたのは樹上から降ってくるアオマツムシの声だった。

そういえば、初めてアオマツムシの声を聞いたのはこの市民文化会館が出来たばかりの頃で、この蝉が羽化しているそばのベンチで聞いたんだっけ。

 

ようやくセミから秋の虫へのバトンタッチかな。

 

 

 

折り返し

夏の終わり、秋の始まりを感じるのは旧盆をひかえたこの時期です。

 

晩秋にすべての枝を切り落とした酔芙蓉が、再び枝を伸ばして花をつけるのがこの頃。

 

酔芙蓉と同じ頃熟し始めるのが庭のイチジク。

昨年虫の害で穴だらけになった幹を伐採したので、今年は遅れているみたいです。

 

 

蝉の声はまだまだ朝から賑やかだけれど、短い生を終えた蝉の姿もあちこちに見られます。

 

そろそろ生の落花生が八百屋に並ぶ頃でしょうか。

 

子供の頃、涼風が立ち始めるとあんなに暑くて嫌だった夏が恋しく思えたものです。夏休みが残り少ない。それが一番悲しかったのかも。

大地からの旅立ち アブラゼミの夏

セミが穴から這い出す所をムービーで撮りたいと思い、このところうろついている。

 

クスノキの周囲にセミの穴がいくつもあった。そのうちの一つを覗くと、いた!。

ライトを照らしていたら出るものも出られまいと、周囲を見回すと這い回るアブラゼミの幼虫を見つけ、ムービーで取りながら追跡していた。 

 

クスノキを登り高い所に隠れたので穴に目をやると、アブラゼミの幼虫がもう這い出していた。 

 

 

それでもしばらくそのまま動かなかったので三脚の準備が出来、追跡のムービーが撮れました。
このアブラゼミ幼虫はクスノキに登り、梢に姿を隠しました。

 

 

先日家に連れ帰り 、羽化を記録したものです。

 

 

クマゼミの羽化 7月31日

家の近くで見つけたクマゼミの幼虫は、周りをアリに囲まれ枯れた植え込みの切り株でまさに羽化しようとしていました。

 

ここで羽化が始まれば、鎧である殻を脱いだセミは恰好の獲物。

アリの餌食にならぬよう家に連れ帰ることにしました。

 

いつもは連れ帰る際に手の上で動き回るはずの幼虫が、まったく動きません。木につかまらせても力なくやっと爪先でひっかかっていると言った状態。

だめかなと思っていたらそのうちに動き始め、足場を決めて羽化が始まりました。

 

・羽化場所を決めるとしばし静止。足場を確かめるように体をその場所で大きく動かすようになると、羽化は数分で始まります。

 

・体を伸縮させ殻の中の体を胸部に集中させると胸部背面に亀裂が走り、さらに続けると頭部背面にも亀裂が走ります。

 

・この亀裂を押し広げて胸部、頭部を殻から抜き出します。触角や吻、脚部を殻から引き抜き逆さづり状態である程度体の固まるのを待ちます。

 

・脚部の固まりや感覚を確かめると体をじわじわと起こし、前脚で殻につかまると中脚、後脚で踏ん張り腹部を引き吊り出します。

 

・殻にぶら下がったまま翅を伸ばし、翅と体が固まるのを待ちます。

 

ムービーは コンデジ(PENTAX X-5)のマクロ撮影で、HDムービー撮影したものです。

比較的安価なコンパクトデジカメでこんな高精細ムービーが撮れるなんて、世の中進歩しましたね。

 

 

 

シオカラトンボ来訪 後処理HDR/2

 

今日の庭の来訪者はシオカラトンボです。

 

マクロモードでズームを効かせ、後処理のHDR画像と元画像を足して2で割ったもの。

 

アブラゼミ羽化 ハイビジョンムービーで

アブラゼミの幼虫を浅間大社境内で見つけたので自宅まで連れ帰り、コンデジPENTAX X-5のHDムービーで撮影しました。

 

昨日の反省も活かして、なかなか精細に撮れていると思います。

 

 

幼虫は足場を構えしばらくじっとしていますが、羽化が近づくと足場を確認するように体を何度も揺すります。

踏ん張りダンスといった感じ。

 

そして少し動きを止めた後、胸背部、頭背部を押し割り、体を殻から押し出します。

 

体をほとんど押し出すとしばらくじっとしていますが、やがて体をかがめ前足の爪を殻に引っかけると腹部を殻から引き出します。

クマゼミと少し違うのは、早くから何度か体を持ち上げること。

何度目かにやっと殻に爪を引っかけ、クマゼミの場合はあっという間に腹部を抜き出しましたがこのアブラゼミはしばらくしてから体を抜き出しました。

 

殻にぶら下がり少しずつ翅を伸ばし、伸びきると翅や体が固まるのを待ちます。

 

クマゼミ羽化ムービーその2(照明)

昨夜に引き続き PENTAX X-5のムービー機能で、クマゼミの羽化を撮影してみました。今度はちゃんとライトをあてましたので、色調も改善され細部まできれいに見られます。

 

 

幼虫は足場を構えしばらくじっとしていますが、羽化が近づくと足場を確認するように体を何度も揺すります。

 

そして少し動きを止めた後、胸背部、頭背部を押し割り、体を殻から押し出します。

 

体をほとんど押し出すとしばらくじっとしていますが、やがて体をかがめ前足の爪を殻に引っかけると腹部を殻から引き出します。

 

殻にぶら下がり少しずつ翅を伸ばし、伸びきると翅や体が固まるのを待ちます。

 

型遅れとは言え、比較的安価なコンデジ PENTAX X-5 でこれほど精細なムービーが撮影できるというのが、正直驚きでもあります。

 

 

コンデジのムービー機能 クマゼミ羽化

PENTAX X-5のムービー機能で、クマゼミの羽化を撮影してみました。

 

幼虫は足場を定めた後しばらくじっとしていますが、羽化が近づくと身もだえするように脚を踏ん張ります。

 

実際は2時間以上の時間がかかるので、変化の少ない時間をカットしてあります。

 

 


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