最初黄ばんで見えた雪面が橙色となり、紅味が増した姿を見てからカメラを用意したのでは間に合わぬほど、美しく夕陽に染まるその盛りは短いものです。
早春の紅富士の色変化を動画に記録してみました。
タイムラブス動画を撮影しYoutubeにアップしましたので、紅富士の色の変化を御覧下さい。
紅潮の盛りを過ぎ影に追い立てられるように紅味が収縮して行きます。
紅味も薄れ、消えかかっています。
残りわずか。見る間に消えて行きます。
この色の移ろいが、何とも儚くて惹かれます。
焼けるも焼けぬも天気次第。でも天気ばかり良くても雪が無ければきれいな紅富士にはなりません。
雪の無い富士山の山肌自体が赤く染まるのは赤富士と呼ばれるのだそうな。
これから桜の季節となりますが、春の空は霞みがちです。
きれいな紅富士はいつまで見られるでしょうか。
へんぽらいの祭り談義 : 夕暮れ