庭に出て嫌なものは、通路に張られた蜘蛛の巣です。
顔にひっかかったりすればその日の気分は最悪で、腹いせに棒を探して蜘蛛の巣をことごとく絡め取ります。

そんな蜘蛛の巣ですが、絡め取るのを思いとどまる瞬間がたまにあります。

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霧雨を捕らえた水滴が輝く時


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シャンデリアのような水滴で巣が輝く時


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逆光で巣が虹色に光る時


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まさに光の魔術でしょうか。

こんな時には、そっと手を触れず残しておきます。

「最初から、嫌なものとして毛嫌いするなよ。」と、
造化の神様がささやいてくれたのでしょうか。