街明かり滲む雲海に沈み行く満月と剣が峰 2016.8.19
先日の嘘だらけの光コラボ案内のその後です。
その後特に連絡もありませんが、調べれば判る悪行ですからさすがにそこまで図々しくは出来ないでしょうね。
国民生活センターの「光回線サービスの卸売に関する勧誘トラブルにご注意!」というページに、相談事例が紹介されています。
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【事例1】大手電話会社を名乗った勧誘で、てっきり新プランへの変更だとばかり思っていた
【事例2】光回線サービス以外の既契約のサービスが解約になることの説明がなかった
【事例3】料金や速度が勧誘時の内容と異なるので解約を申し出たら、高額な費用を請求された
【事例4】携帯電話と同時に光回線を契約したが、説明が誤っていた
【事例5】誤った説明で固定電話の番号が引き継げなかった。セットで契約した携帯電話は中途解約扱いとなり、解約金を請求された
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先日の案内は不審に思い途中で遮ったので、先日の勧誘電話で該当するのは事例1と2です。
最初の電話はNTTのサービスを装ったもので、明らかに嘘。
NTTがプロバイダ業務も始めたかのような説明も嘘。
別人による二度目の電話は光回線使用料とプロバイダ契約合わせて電話代が大幅に安くなるからと契約を促し、電話からの指示でPCを操作させ転用承諾番号(NTT解約関係)を聞き出そうとしたもので、まるで電話で指示する還付金詐欺のよう。
これは怪しい。
PCは電話と離れているし口頭での説明では内容も理解出来ないのでと告げ、そんな状態では判断も出来ないので説明のページを示すよう促しても、執拗に「それでは判りにくいから」と言って子機や携帯に切り替えるよう促し、転用手続きに誘導しようとします。
NTTの光コラボと言う名前を聞き出し、よく読んでからこの番号(ナンバーディスプレイ表示)に連絡するからと告げると、この時にやっと番号と会社名を名乗り「2-3日後に電話をする」と言って切りました。
どんな会社かと検索をかけたところ、しっかりした企業のサイトが見つかりました。
良く見るとトップページ下に「【ご注意】弊社名と同一、あるいは類似した名義を用いた業者には十分ご注意ください。」と注意喚起していました。
そのリンクに書かれていたのはこんな言葉です。
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弊社名と同一、あるいは類似した名義を用いた業者には十分ご注意ください。
弊社と類似した商号の会社による不適切な販売勧誘方法が行われているという情報が寄せられています。これらの多くは、光アクセス回線サービス等に関して、 利用者が申込みを行った認識がないにもかかわらず手続きが進められています。
このような業者は、弊社とは一切関係がありませんので、万が一、不審と思われる電話等がございましたら、速やかに消費者ホットライン(188)や警察等にご相談ください。
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うちのと、まさに同様な手口だと思われます。
この会社も、同じ名前を名乗る会社の悪行に悩まされている被害者のようですね。
NTTから他の光サービスに移らなければ、そもそも転用する手続きなど必要ありません。
でも、言いなりにしていたら転用承諾番号と個人情報を聞き出され、勝手に別事業者への移転手続きがされていたと思われます。
NTT東日本のページで転用手続きをしようとすると、次の注意が表示されます。
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光アクセスサービスへの移行(転用)のお手続きに関するご留意事項
■フレッツ光をご利用中のお客様に対して、光コラボレーション事業者様の提供する光アクセスサービスへの切り替えや『転用承諾番号』の取得を、NTT東日本よりお願いすることはありません。
■NTT東日本やフレッツ光をかたって、光コラボレーション事業者様の提供する光アクセスサービスへの切り替えや『転用承諾番号』の取得が必要だと説明する、不審な勧誘(訪問営業、電話営業、勧誘メール等)にご注意ください。
(お客様への不審な営業活動例)
「NTT東日本との提携でフレッツ光から●●への切り替えを案内しています」と案内をうける
「NTT東日本から依頼を受け、●●地区全体の切り替え工事をしている」と案内をうける
■転用のお手続き前には、光コラボレーション事業者様が提供するサービス内容、料金、条件等を十分にご理解いただいた上で、お手続きをお願いいたします。
■フレッツ光から光コラボレーション事業者様がご提供する光アクセスサービスへの「転用」が行われた後、お客様が以下の変更をご希望される場合、新規のご契約となり、初期工事費等が必要となります。
この場合、お客さまID(CAF/COPで始まる番号)や、ひかり電話の電話番号は変更となります。
(1)「フレッツ光」の再利用を希望される場合
(2)他の光コラボレーション事業者様が提供する光アクセスサービスへの変更を希望される場合
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つまり、光コラボレーション事業者の提供する光アクセスサービスへの切り替えや『転用承諾番号』の取得を、NTT東日本よりお願いすることはなく、嘘の電話にだまされ誤って契約してしまうと、元に戻そうにも新規の契約となり、初期工事費等が必要となったうえにひかり電話の電話番号は変更になるとのことです。
気をつけたいこと
・電話での個人情報や契約情報を安易に答えない。
たとえ警察を名乗っても、証拠が確認が出来ないので答えない。
・資料や説明を示さず、電話だけで契約を取ろうとする電話での営業は断る。
・代理店の営業なら聞く必要なし。
・大手サービスを名乗ったりふりをする電話は、ほとんど詐欺に近いので注意する。
・実際に大手サービスの新商品案内で興味があるなら、電話で無くサイトで確認し検討する。
◎電話をかけてきた会社を確認する方法
ネット検索
・会社名をグーグルやヤフーなどインターネットで検索する。
ただし同名他社も多く表示されるので、検索条件に評判や迷惑行為、詐欺行為なども加える。
ナンバーディスプレイなどで電話番号が判っていたら
・「jpnumber」から電話番号でネット検索し、
口コミ投稿で迷惑行為などが無いか確認する。
・「電話帳ナビ」から電話番号でネット検索し、
口コミ投稿で迷惑行為などが無いか確認する。
電話での営業は資料の提示もありません。
なのに契約の即決を求めるなんてあり得ない行為です。
基本は「要りません」と断って電話を切るのが一番かな。
やっぱり嘘!! : へんぽらいの祭り談義