アブラゼミの幼虫を浅間大社境内で見つけたので自宅まで連れ帰り、コンデジPENTAX X-5のHDムービーで撮影しました。
昨日の反省も活かして、なかなか精細に撮れていると思います。
幼虫は足場を構えしばらくじっとしていますが、羽化が近づくと足場を確認するように体を何度も揺すります。
踏ん張りダンスといった感じ。
そして少し動きを止めた後、胸背部、頭背部を押し割り、体を殻から押し出します。
体をほとんど押し出すとしばらくじっとしていますが、やがて体をかがめ前足の爪を殻に引っかけると腹部を殻から引き出します。
クマゼミと少し違うのは、早くから何度か体を持ち上げること。
何度目かにやっと殻に爪を引っかけ、クマゼミの場合はあっという間に腹部を抜き出しましたがこのアブラゼミはしばらくしてから体を抜き出しました。
殻にぶら下がり少しずつ翅を伸ばし、伸びきると翅や体が固まるのを待ちます。