富士山を御神体山に祀る富士山本宮浅間大社だが、その富士山を一番きれいに見る場所は神田川沿いだ。
新井満氏の「富士山」は私の大好きな歌だ。
歌詞にあるように、仰げばいつもそこにあり、時に励まし、時に微笑んでくれる富士山に、会いに行くのはこの神田川の岸辺だ。
新井満氏の「富士山」は私の大好きな歌だ。
歌詞にあるように、仰げばいつもそこにあり、時に励まし、時に微笑んでくれる富士山に、会いに行くのはこの神田川の岸辺だ。
ふれあい広場から川岸の水辺まで降りると、川の水音を聞きながら富士山を見ることが出来る。11月4日の富士宮秋まつり共同催事の勢揃いでは、川沿いの登山道に数基の山車屋台が整列する。
春には川岸の桜並木に心躍らせる。
咲きそろった桜と富士山は、なんと言っても日本人の心にある原風景だろう。
富士山頂で火鑽神事により採火した火を御神火台に赤々と燃やし、市内を練り歩いた後、夏でも水温13℃の神田川を遡る。
ほとばしり躍る水は冷たく澄み、手をひたせば目が覚めるほど。
川の水音は、言葉にならぬ富士山のメッセージ。
何を感じるかは受け手次第だ。