浅間大社の初詣の取材で大晦日深夜より機を待ちました。





新年を告げる太鼓の音に一斉にお賽銭を投げる参拝者たちです。









じつは中央の石畳の参道には行列が大晦日の深夜からできていて、神社を訪れた時には楼門から馬場東まで長蛇の列が続いていました。



浅間大社青年会による拍子木授与も私の在籍時から続いていますので、かれこれ20年以上になります。

始まった頃には初詣も今のように行儀良く並ぶことはなく、てんでに拝殿前の空いた場所に進んで参拝していたものでしたから人の退けるのも早かったものです。

誰が指示したわけでもなくある年突然に行列が出現し現在に至ります。

もともとが正面で参拝するための行列で大きな賽銭箱の横でもお賽銭を上げて参拝することは出来ますから、私は当然行列しません。



行列の出現した時期も、ガイドブックなどの評判であちこちの有名店に行列するのが日常化した頃だったように思います。新年の祈願やげん担ぎに拝殿正面で参拝するために並ぶのも、お腹を減らして有名店に行列するのと同じでほどよいスパイスなのかも知れませんね。