黒石寺蘇民祭のポスターがJR駅構内への掲示を拒否されたという。

ポスターの掲示がセクハラに当たると判断したとか。



セクハラでも該当するなら環境型セクハラという事になるらしいが、

それは仕事場など長時間執務するような限られた場所で性的な描写を掲示するような行為の事を言うのだそうだ。

開かれた空間で、いやなら見ないでも済むこの様な事例は該当しないという法律家の弁をテレビで放送していた。

許可を与える者としては慎重にならざるを得ないのだろうが、これは過剰反応だろう。



事前に精進潔斎して祭りに望む神聖で伝統ある行事を、ただ裸であるとか体毛が不快なものだとしてしか捉えられない担当者の判断能力の貧困さにはがっかりさせられる。



JR駅構内へのポスター掲示の効果のほどが、貼っていた時期と貼れなくなってからとで判るかと思ったが、皮肉なことに逆にテレビニュースで取り上げられたことで宣伝効果は何倍も増大した。



今年の蘇民祭にとっては大いに宣伝効果が上がったようだが、JRの対応が来年はどうなるものか注目したい。