浅間大社も桜の盛期には見事な光景が見られる。

名のみの春が一気に春めくのは桜の開花があればこそだ。



昨年の桜の写真だ。

例年桜の盛期は3月末から4月初めで、入学の頃には盛りを少し過ぎた桜が散り始める。その下を通って入学式に向かったのは忘れられない思い出だ。



写真は3月16日現在の浅間大社のオオシマザクラだ。

ソメイヨシノに先駆けて咲き、花色は白く清楚ではあるが華やかさはあまり感じない。



こちらは昨年の3月4日の写真だ。

比べると今年は10日前後の遅れが感じられる。



昨年ソメイヨシノが開き始めたのは3月の25-26日頃だった。

これからの気温の状況などで状況は大きく変わるのだろうが、このペースで行くと開き初めも4月にずれ込む可能性が高く、桜の盛りも少し遅れそうだ。





5日に2年ぶりに桜の燈回廊が行われる予定だが、ソメイヨシノはちょうどよい頃ではないだろうか。



写真は昨年披露された舞楽「蘭陵王」だ。

今年も披露されるような話を聞いた。



桜花爛漫に咲き誇る春の宵に、境内をそぞろ歩くのはいかがだろうか。



・富士山本宮浅間大社

静岡県富士宮市宮町1-1