知人のご家族の葬儀参列のため出かける際、浅間大社馬場を見ると桜の開花がまた進んでいた。







「ねがはくは 花の下にて 春死なん そのきさらぎの望月の頃」

と言う 西行法師が歌った和歌がある。

西行法師ならずとも、出来ることなら爛漫の桜の下で一生を終えられたらどんなに良いかと思う。桜の魅力はそんなにも強い。



満開まであと少し。待ちかねて境内を散策する人たちが多かった。





西鳥居下の馬場。桜は咲き始めた。





神田川岸の桜並木。こちらは馬場より少し遅れている。

雲がなければ桜の向こうに富士山が見えるのだが、ここ数日は見ていない。





拝殿としだれ桜の間に舞台が作られていた。

4月5日夕刻より行われる舞楽に使用する物だ。

燈回廊と併せて是非見ておきたい。





あずまやとしだれ桜と楼門。

この近くには遊具があり、親子連れで賑わっていた。





水遊びに興じる子供たち。

背景のしだれ桜は満開だ。





お花見を兼ねてか、今日は親子連れが多かった。