
この花は咲いた時は白く、夕刻になるとうっすらとピンクに染まることから「酔芙蓉」と呼ばれる。例年お盆の頃から咲き始め、11月の秋まつりが終わる頃までその花を楽しませてくれる。

今朝酔芙蓉が咲いたのに気付いた。昨日からもう咲き始めていたらしく、赤く色づいたしぼんだ花も見える。
これからが楽しみだ。

写真を撮っていると子猫の呼ぶ声がする。
覗くと幹を登って休んでいる、うちの子猫たちがいた。
拾って1ヶ月余。3匹の子猫は食欲も旺盛で体も大きくなった。3匹ともオスなので、成長するとマーキングのおしっこが心配だ。

塀の内側だ。適当な勾配が猫の遊び場にちょうど良いらしい。木の根本に見えるのはプラスチックの鉢で、鉢植えから地面に根を下ろし大きく育ったのが判る。よっぽどこの土が合っていたのだろうか。
ちなみに、現在の市民文化会館あたりは江戸時代は富士大宮司家の居館で、「芙蓉館」と呼ばれていたと言う。富士山を芙蓉峰とも呼ぶ事から来ているのかも知れないが、この地に芙蓉が根付くのもまんざら無縁ではないようにも思う。