メダカを大まかに区分けするために水槽やコンテナをいくつか用意して加温装置を手配した。

うっかりして温度調節機能のないヒーターを購入してしまい、サーモスタットを別途購入に出かけた。

しかし売り場にあるのはICサーモスタットだけで、長年使用してきたバイメタル式のサーモスタットはどこのショップを覗いても見あたらない。


たしかにICサーモスタットは便利だ。希望する温度の数字にダイヤルを合わせれば、希望する温度が保たれる。

一方のバイメタル式サーモスタットと言えば、セットが多少面倒だ。

希望する温度に保った状態でつまみを廻し接するか離れるかぎりぎりのところに合わせ、さらに時間をおいて温度が保たれているか確認し、微調整をする。

手間がかかる上に、接点が焼き付くという事故もまれに起こる。確かに時代遅れの感は否めない。

消えて行くのも時の流れといえるだろうか。

しかし、ICサーモスタット単体で購入しようとしたら価格に驚いた。すでにあるヒーターに合うサーモスタットがヒーターとセットで売られている物より高いのだ。

間に合わせるために、やむなく安価な固定温度に調節する機能のついたヒーターを購入した。

しかし、時代遅れとはいえバイメタル式のシンプルさと価格は捨てがたい。

ヒーターを無駄にしたくないのでどこかにない物かと某オークションで探したら、在庫処分という形で某ペットショップが出展していた。

廃盤商品のため保証なしの在庫処分という形なので開始価格も低く、開始価格で落札できた。在庫も有るようなので問い合わせたら、落札価格で追加できるとの事。送料は数が増えても変わらないという事なので、別出品のヒーターも追加をお願いし手頃な値段で10セット分を入手した。





食品と違って賞味期間などはなく製造年などの記載はないが、パッケージからしてさすがに時代を感じさせる。

水温管理に多少手はかかるのは我慢すれば良い。シンプルさが取り柄だ。

温かくなれば加温の必要もなくなり、実際に活躍して貰うのは来年になるだろう。

それにしてもこんなには使わないかな・・・。