残暑厳しき折、いかがお過ごしでしょうか。
富士宮市でもなかなか過ごしやすくはなりませんが、浅間大社境内散歩ではけっこう涼めます。
本日所用で浅間大社まで出かけたついでに、境内を歩いてみました。
湧玉池の水底に青々と見えるのはアオミドロ。
日射しのきついこの季節には、土色の藻が水底を覆うものですが、それよりはましでしょうか。
上の池の流れ出し。
水量はなかなか多いようです。
下の池では市の魚ニジマスが群れ泳いでいました。
富士山の縄状溶岩の末端になります。
溶岩層の下から富士山の伏流水が湧き出しています。
1年を通じて水温が変わらないというこの池の畔には、暑い日射しを避ける木陰と水面を渡る涼風があります。
湧玉池から流れ出す神田川の水。
透き通り冷たい水が躍ります。
お盆を過ぎ涼風が立つ頃、ヒグラシの声や虫の声になにやら物寂しさを感じたものです。
今年はなにやら風情が違う。
まだまだ暑い日は続くのでしょうか。