サッカー日本代表、アジアカップ優勝おめでとう。
次々と降りかかる難題をクリアーしての、今回の優勝の意義は大きい。
私も若い時サッカーを志したが挫折し、今まで応援に徹していた。
自分では出来ないけれど、今までの代表に対する不満は数々ある。
・失敗を恐れて絶好機のシュートチャンスを逸する(パスに逃げる)事が多い。
・速攻で絶好のチャンスがあってもディフェンスに詰め寄られると、バックパスでずるずると自陣にまで押し戻される。
・無闇にゴール前にばかり中央突破をはかって密集を作り、結局ボールははね返される。
・跳ね返りやキーパーのファンブルを信じて、シュートの反射角側から常に飛び込む貪欲さに欠ける。
・ゴール前では、ダイレクトプレーが鉄則。トラップの僅かな時間でシュートコースは消される。
・相手の足を壁パスの壁に使うぐらいの図太さが欲しい。
・先発と控えの力の差は無くても、交代選手が浮いてしまう感があった。
今回の良かった点というと、
・先制されても慌てずに追いつく。
・故障者が出ても、代役が立派に務める。
・退場者が出ても慌てずに守りきる。
・体格差のある相手にもボディーコンタクトを恐れず、また負けていない。
・海外に出て実績を上げている選手が、自信を持ってプレーしている。
・今では控え選手との間に強い信頼関係が築かれているのを感じる。
・指揮官と選手の間に相互理解、堅固な信頼関係が気付かれているようだ。
・フォワードの厚みが増し、一人にマークを集中すれば別のフリーなプレーヤーが活躍する。
何か今までと違う。
今までより成熟したのは確かだが、まだまだ伸びしろはある。
これからが楽しみだ。