流鏑馬祭当日。


 


 



社務所前での準備。向かって左手に神職、右手に氏子代表、手水をとりに並ぶのが射手代官。古式射手はカメラの位置に前後2列に並んでいる。


 



拝殿で神事が始まった。氏子代表の方々だ。


 



神事終わりに、「行い」を行う射手に弓矢が手渡される。


 



今年の古式流鏑馬は神事のみ行うという事で、古式流鏑馬の「本乗り」も小笠原流流鏑馬も行われない。それで柵が建てられていないところで古式流鏑馬の儀式が行われる。


例年と勝手が違うので、打ち合わせも入念に行われる。


 



「馬あらため」は本来5人の射手がそれぞれ馬に乗り行うのだが、略式で馬は1頭。4名の射手は整列して行った。


 



射手代官の上げ状奏上。


 


そして古式流鏑馬の「行い」が始まった。



弓の弦を確かめる。


 



天を指し、回る。


 



地を射し、回る。


 



左前、左後、右前、右後の地を狙った後、的を狙って矢を射る。


 


 



古式流鏑馬「行い」を行ったのが佐野昌輝君。

今年は大震災に関連して流鏑馬祭が神事のみに縮小され、


せっかくの「行い」の大役なのにさぞかし残念だろうと思いましたが、「こんな時に大役が回ってくるのも自分にとってはよい記念です」と答えていました。

例年小笠原流流鏑馬が写真入りで報じられるのですが、今日の新聞の記事では、まさに流鏑馬祭の主役として「行い」が載っていました。

良い記念だね。