時々耳にして気になっていた歌がある。
外国語ゆえ歌詞も判らず、タイトルも判らない。だから、とっかかりが掴めなかった。
たまたま今朝のテレビでその歌が流れたので、「リターン・トゥ・イノセンス」という、歌のタイトルが判った。エニグマの曲という事だが、曲の大半は台湾のアミ族郭英男さんの『老人飲酒歌』をサンプリングして無断で使用したものだという。
1996年にアトランタ・オリンピックがこの『リターン・トゥ・イノセンス』をプロモーション・ソングとして使用したことから郭英男さんがIOC国際オリンピック協会、エニグマ、EMIを著作権侵害として訴えたが、1999年6月8日に和解した。
このメロディーが耳に残っているのは、オリンピックのプロモーション・ソングだったからなのだろうか。
参考 郭英男について RTI中央放送局
オリジナルのタイトルが「老人飲酒歌」と聞いて、思い出した事がある。
易教だ。
離為火という太陽を表す卦の三爻が次の言葉だ。
日昃之離。(にっそくのり)
不鼓缶而歌。(ほとぎをうちてうたわずば)
則大耋之嗟。(だいてつのなげきあらん)
大まかな意味は
日暮れの太陽
酒瓶を叩いて歌わなければ
老いてしまった嘆きがあるだろう
たちの悪い酔っぱらいには、よく不快な思いもさせられた。
年寄りだと言っても歳なりに人格が練れているとは限らない。
あのように老醜をさらすようにはなりたく無いと思いながら、あれが老いの嘆きなのかと思っていたものだ。
ところが還暦を目前にすると、すでに老いは我が身にあり、人ごとではなくなった。
老人飲酒しても、せめて老醜はさらさぬように心がけたい。
こちらが本家の「老人飲酒歌」です。
外国語ゆえ歌詞も判らず、タイトルも判らない。だから、とっかかりが掴めなかった。
たまたま今朝のテレビでその歌が流れたので、「リターン・トゥ・イノセンス」という、歌のタイトルが判った。エニグマの曲という事だが、曲の大半は台湾のアミ族郭英男さんの『老人飲酒歌』をサンプリングして無断で使用したものだという。
1996年にアトランタ・オリンピックがこの『リターン・トゥ・イノセンス』をプロモーション・ソングとして使用したことから郭英男さんがIOC国際オリンピック協会、エニグマ、EMIを著作権侵害として訴えたが、1999年6月8日に和解した。
このメロディーが耳に残っているのは、オリンピックのプロモーション・ソングだったからなのだろうか。
参考 郭英男について RTI中央放送局
オリジナルのタイトルが「老人飲酒歌」と聞いて、思い出した事がある。
易教だ。
離為火という太陽を表す卦の三爻が次の言葉だ。
日昃之離。(にっそくのり)
不鼓缶而歌。(ほとぎをうちてうたわずば)
則大耋之嗟。(だいてつのなげきあらん)
大まかな意味は
日暮れの太陽
酒瓶を叩いて歌わなければ
老いてしまった嘆きがあるだろう
たちの悪い酔っぱらいには、よく不快な思いもさせられた。
年寄りだと言っても歳なりに人格が練れているとは限らない。
あのように老醜をさらすようにはなりたく無いと思いながら、あれが老いの嘆きなのかと思っていたものだ。
ところが還暦を目前にすると、すでに老いは我が身にあり、人ごとではなくなった。
老人飲酒しても、せめて老醜はさらさぬように心がけたい。
こちらが本家の「老人飲酒歌」です。